2018年5月23日水曜日

ティーゲル(TGH)に買収話 私の持ち株は一体どうなるのか?

ニュージーランドの大手鶏肉会社、ティーゲル(TGH)に買収話が持ち上がっています。

買収先は、バウンティー・ホールディングス・ニュージーランド。

そして、その会社は、バウンティー・フレッシュフーズという、フィリピンの大手鶏肉会社の100%子会社とのこと。

要はフィリピンの鶏肉会社による買収です。

今はまだ「買収通知」(Takeover Notice) の段階ですが、5月11日から28日の間に正式オファーがなされるとのこと。

(今日現在、 まだ正式オファーの話は聞きません)
 
ティーゲル(TGH)株の45%を所有する Claris Investments というシンガポールの会社は、既に買収の受け入れを表明しています。

因みに、その Claris Investments は、香港のAffinity Equity Partners という会社が所有しているそうです。


買収金額は$1.23。

その金額は、買収通知前日(4月24日)の株価$0.82の50%増しの額です。

それを受けて、買収通知発表当日(4月26日)の 株価は前日比(4月25日はアンザックデーでお休み)+36.59%の$1.12に跳ね上がりました。

やったー!

万々歳だ!

、、、なんてことにはなりません。

冗談じゃありませんよ。

何せ、私は、そして多くの一般株主は、2016年5月のIPO売出しで、一株$1.55で買ってるんです。

$1.23で売って、みすみす損する訳にはいきません。

これからこの買収話が進んでいった場合、最大の関心事は、この株式がどうなるかです。

インターネットを調べても、ろくな情報はありません。

唯一、Sharetrader Forumというチャットサイトで、

"Take the money and RUN!!!"(さっさと売っぱらって、とっとと逃げるが勝ち!)

という意見がある程度です。

(その人は、買収後にまた株価は$0.80台に戻ると考えているようです)

ただ、一縷の望みは、買収先であるバウンティーの創業者が、

「ティーゲル(TGH)の発行株式の100%取得を目指すが、バウンティーと共に投資を続けたいという株主がいれば歓迎する」

と、述べているらしいことです。

買収後もニュージーランド市場銘柄であり続けるということでしょうか。

そうだとすれば、フィリピンへの輸出も増加するでしょうから、いい方向に進むかもしれません。

私は、ティーゲル(TGH)IPOの時の、これから輸出を増やして更に成長していく、という言葉を信じて資金を投じたのです。

是非とも株主を失望させない結果を望みます。

それにしても、買収するのはフィリピンの会社、そして現在の大株主がシンガポール、香港の会社。

インターナショナルなのはいいですが、投資会社のマネーゲームに翻弄されて損を被るのは真っ平です。
 
動向を見守りたいと思います。










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