昨日11月13日は、ティルト・リニューアブルズ(TLT)買収の受け入れ最終日でした。
結局、私はどうしたのか?
反対派の抵抗に加担して、レジスタンス活動に身を投じたのか?
それとも、買収派の軍門に下ってしまったのか?
結論としては、結局、買収を受け入れてしまいました。
$2.30 x 保有株式数の現金の魅力に負けてしまったのです。
これから先、ティルト・リニューアブルズ(TLT)の株価がどうなっていくのかは分かりません。
しかし、後悔はしていません。
株式市場が低迷する中、低迷前に決められた買収価格の$2.30は確かに魅力的でした。
また、買収派は、昨日までに84.44%の発行株式獲得に成功しています。
完全支配できる90%まで、あと5%少々。
そして、何と(!)驚いたことに、期日を11月30日まで再々度延期したのです。
(ただし、これ以上延期はできないそうです。曰く、This is your last chance!)
その結果、もし株式獲得が90%に達した場合は自動的に売却させられます。
また、達しない場合は、流動性が極端に少なくなって、株価が長期低迷したり、売ろうにも売れなくなり、安く買い叩かれる可能性もあります。
こうなると、確実性を求めるのが正しい選択ではありませんか。
かなり買収派の説得に洗脳された感がありますが、実はそれだけではありません。
反対派は、ティルト・リニューアブルズ(TLT)はこれからの成長性もあり、会社の価値はもっと高いのだと言っていますが、どうも世間はそうは見ていないようなのです。
1年後の目標株価も、$2.22とか$2.29とか。
ここ数年の売上や純利益の伸びもそれほど見込まれていません。
従って、ここは一旦売却し、より成長が期待でき、配当利回りもよい株式に乗り換えるのが賢明と判断した次第であります。
ということで、買収バトルは今月末まで続きますが、私の戦いは昨日で終わったのでありました。
これからは高みの見物です。
こうなったら、株価も低迷してもらいたいだろうって?
いえいえ、貴社のご発展とますますのご繁栄を心からお祈り申し上げています。
ニュージーランド株を中心にオーストラリア株、アメリカ株への投資を通じてミリオネアをめざしています。ポートフォリオは現金・預金・債券:株式=50:50で、インカムを確保しつつ成長を狙っています。基本的に株式は長期に保有し、配当再投資制度をフルに活用しています。
2018年11月14日水曜日
2018年10月30日火曜日
ティルト・リニューアブルズ(TLT)買収派の攻勢
10月29日(月)は、延期されたティルト・リニューアブルズ(TLT)の買収受諾期限でした。
どうなったのだろうと思っていたところ、前日の28日付で買収側から株主に向けて手紙が発せられていました。
(実際に、この手紙がNZXのウェブサイトに掲載されたのは10月30日(火)の8:30で、私もそれで知りました。)
それによると、
1.買収側は既に発行株式の83%を入手した。
2.もしも買収側が90%以上を入手できない場合、買収提案を受け入れていない株主は少数株主となり、流動性が更に減った状況で、今後買収価格水準では売却できなくなる可能性がある。
3.世界的に株式市場が下落し、10月初めからニュージーランド株式市場のベンチマークも▲8.1%下落する中、買収価格の$2.30は魅力的である。
4.株主がこの状況を熟慮して判断できるように、受諾期限を11月13日(火)まで延期する。
とのことです。
受諾期限の再延期です。
今まで反対派の主張に賛同して受諾しなかった私ですが、今回の買収側の論理はすんなりと入って来てしまいました。
株式入手が83%まで達していたというのも驚きですが、それよりも現在の株式市場の状況下において、下落前に発表された買収価格に魅力を感じてしまったのです。
こんな考え方がいいかどうかわかりませんが、現在の買収価格もベンチマークと同様に▲8.1%下落した価格と考えると、元々の買収価格は$2.50だったと考えられなくもありません。
$2.30÷(1-0.081)=$2.50
反対派が主張していた価値である$2.56~$3.01の下限に近づきます。
さて、どうしたもんでしょうか。
11月13日までもう少し状況を見守りたいと思いますが、受諾すれば売却代金は一週間以内に入金されるので、決断は早いに越したことはありません。
どうする、ミスターミリオネア(まだなっていませんが)?
ここまで来たので、とりあえず反対派からの反論を待ってみましょうか。
どうなったのだろうと思っていたところ、前日の28日付で買収側から株主に向けて手紙が発せられていました。
(実際に、この手紙がNZXのウェブサイトに掲載されたのは10月30日(火)の8:30で、私もそれで知りました。)
それによると、
1.買収側は既に発行株式の83%を入手した。
2.もしも買収側が90%以上を入手できない場合、買収提案を受け入れていない株主は少数株主となり、流動性が更に減った状況で、今後買収価格水準では売却できなくなる可能性がある。
3.世界的に株式市場が下落し、10月初めからニュージーランド株式市場のベンチマークも▲8.1%下落する中、買収価格の$2.30は魅力的である。
4.株主がこの状況を熟慮して判断できるように、受諾期限を11月13日(火)まで延期する。
とのことです。
受諾期限の再延期です。
今まで反対派の主張に賛同して受諾しなかった私ですが、今回の買収側の論理はすんなりと入って来てしまいました。
株式入手が83%まで達していたというのも驚きですが、それよりも現在の株式市場の状況下において、下落前に発表された買収価格に魅力を感じてしまったのです。
こんな考え方がいいかどうかわかりませんが、現在の買収価格もベンチマークと同様に▲8.1%下落した価格と考えると、元々の買収価格は$2.50だったと考えられなくもありません。
$2.30÷(1-0.081)=$2.50
反対派が主張していた価値である$2.56~$3.01の下限に近づきます。
さて、どうしたもんでしょうか。
11月13日までもう少し状況を見守りたいと思いますが、受諾すれば売却代金は一週間以内に入金されるので、決断は早いに越したことはありません。
どうする、ミスターミリオネア(まだなっていませんが)?
ここまで来たので、とりあえず反対派からの反論を待ってみましょうか。
2018年10月9日火曜日
ティルト・リニューアブルズ(TLT)買収バトルの続報
ティルト・リニューアブルズ(TLT)の買収をめぐる続報です。
10月8日(月)に、買収反対派から「株主への手紙」が発せられました。
その要旨は、
1.グラント・ソーントンのレポートの信憑性について
買収派が起用したグラント・ソーントンのレポートは、買収派の御用レポートなので信じてはならない。
2.ダンドネル Dundonell 風力発電プロジェクトについて
上記風力発電については、ビクトリア州政府との納入契約が結ばれ、発電される電力の37%が15年間にわたって納入されることが決まった。
建設は2019年から始められる。
このプロジェクトの価値は、株価にして一株当たり$0.22に相当する。
建設費用の560百万オーストラリアドルは、借入と新株発行によって賄われるが、年末までに予定される既存株主への新株割当に際しては、割引価格が適用される見込みである。
3.買収提案締切後の株価について
買収派は、買収提案締切後に株価は買収価格の$2.30を下回るだろうと言っている。
実際に株価がどうなるかは誰にも分からないことではあるが、買収提案時の株価が$2.13で、買収提案後に確定したダンドネル風力発電プロジェクトの契約の価値を考えると、非常に有望であると思われる。
(筆者は勝手に、買収提案時株価$2.13+ダンドネル風力発電プロジェクトの想定価値$0.22=$2.35、と解釈しました。)
4.結論
買収派による買収提案は拒否すべきである。
というものでした。
すると、その翌日の10月9日(火)、今度は買収派から以下の発表がありました。
1.10月15日(月)だった買収提案締切日を、10月29日(月)に延期する。
2.買収価格の$2.30は最終価格で、値上げすることはない。
3.この買収提案は、9月6日(木)に無条件買収と宣言されたので、買収を受け入れれば1週間で売却代金を受け取ることができる。
というものです。
買収受入締切日を2週間先に延ばしたということは、買収が思うように上手く行っていないことの表われでしょう。
確かに、10月9日現在、買収派合計で、78.683%しか集まっていません。
反対派が明らかに優勢です。
しかし、ここで買収価格を上げずに、ただ2週間先延ばしにするだけで、どうやってこの買収を成功させようというのでしょうか。
どうも、意図が読めず、また、覇気も伝わって来ません。
そんな状況の中、このバトルはあと3週間続くことになります。
そこで全ては終わるのか。
それとも、これは序章に過ぎないのか。
私はどうすればいいのか、、、実を申せば、まだ迷っているのです。
10月8日(月)に、買収反対派から「株主への手紙」が発せられました。
その要旨は、
1.グラント・ソーントンのレポートの信憑性について
買収派が起用したグラント・ソーントンのレポートは、買収派の御用レポートなので信じてはならない。
2.ダンドネル Dundonell 風力発電プロジェクトについて
上記風力発電については、ビクトリア州政府との納入契約が結ばれ、発電される電力の37%が15年間にわたって納入されることが決まった。
建設は2019年から始められる。
このプロジェクトの価値は、株価にして一株当たり$0.22に相当する。
建設費用の560百万オーストラリアドルは、借入と新株発行によって賄われるが、年末までに予定される既存株主への新株割当に際しては、割引価格が適用される見込みである。
3.買収提案締切後の株価について
買収派は、買収提案締切後に株価は買収価格の$2.30を下回るだろうと言っている。
実際に株価がどうなるかは誰にも分からないことではあるが、買収提案時の株価が$2.13で、買収提案後に確定したダンドネル風力発電プロジェクトの契約の価値を考えると、非常に有望であると思われる。
(筆者は勝手に、買収提案時株価$2.13+ダンドネル風力発電プロジェクトの想定価値$0.22=$2.35、と解釈しました。)
4.結論
買収派による買収提案は拒否すべきである。
というものでした。
すると、その翌日の10月9日(火)、今度は買収派から以下の発表がありました。
1.10月15日(月)だった買収提案締切日を、10月29日(月)に延期する。
2.買収価格の$2.30は最終価格で、値上げすることはない。
3.この買収提案は、9月6日(木)に無条件買収と宣言されたので、買収を受け入れれば1週間で売却代金を受け取ることができる。
というものです。
買収受入締切日を2週間先に延ばしたということは、買収が思うように上手く行っていないことの表われでしょう。
確かに、10月9日現在、買収派合計で、78.683%しか集まっていません。
反対派が明らかに優勢です。
しかし、ここで買収価格を上げずに、ただ2週間先延ばしにするだけで、どうやってこの買収を成功させようというのでしょうか。
どうも、意図が読めず、また、覇気も伝わって来ません。
そんな状況の中、このバトルはあと3週間続くことになります。
そこで全ては終わるのか。
それとも、これは序章に過ぎないのか。
私はどうすればいいのか、、、実を申せば、まだ迷っているのです。
2018年10月4日木曜日
ティルト・リニューアブルズ(TLT)をめぐる熾烈な買収バトル展開中
ティルト・リニューアブルズ(TLT)をめぐる買収劇がいよいよ熾烈になってきました。
こんな劇的な買収劇に遭遇するチャンスはそんなにあるものではありません。
今までの経緯はこんな感じです。
8月15日、インフラティル(IFT)とマーキュリー・エナジー(MCY)連合軍(以下、「買収派」)が、買収価格$2.30での買収意向を発表。
⇒ 「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の買収話が発表されました」参照
9月4日、ティルト・リニューアブルズ(TLT)の社外取締役(以下、「反対派」)が、$2.30での買収拒否を薦める手紙を株主に送付。
⇒ 「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の社外取締役が$2.30買収提案を拒否!」参照
そして、9月18日に、Target Company Statement 買収対象会社声明が発表されました。
⇒ 「ティルト・リニューアブルズ(TLT)Target Company Statement の予告レター」参照
それによると、ティルト・リニューアブルズ(TLT)の企業価値は、$2.56から$3.01(中央値:$2.79)あり、買収価格の$2.30は低すぎるとのことでした。
だから、買収提案は拒否しろ。
真向対決の姿勢です。
さて、その後の動きはどうだったのか?
黙って買収派は引き下がったのか?
そんなことはありません。
買収派(と言っても、実態はインフラティル(IFT)で、マーキュリー・エナジー(MCY)はサイドラインで見守っているだけのようですが)は、グラント・ソーントンという会社に独自に企業価値を算出させて、反論を開始しました。
9月27日付の手紙によると、反対派による企業価値算出はあまりに楽観的で甘すぎるとのこと。
現実的に算出すると、ティルト・リニューアブルズ(TLT)の企業価値は、$1.87から$2.46(中央値:$2.17)に過ぎない。
そして買収価格の$2.30はその範囲に収まっており、株主にとって有利な価格になっている、だそうです。
一歩も引きません。
それに対して反対派もまたすぐに反論しています。
曰く、グラント・ソーントンは、買収を仕掛けている買収派から雇われた会社である。
そして、買収派から提供された金融モデルを使用し、買収派から提供されたキャッシュフロー推定に基づいて、企業価値を算出している。
従って、客観的である訳がない。
恣意的である。
間違ってる。
だから、無視すべきである、とのこと。
おー、それも一理あるな。
それで、、、。
結局どっちの言っていることが本当なの?
そして、私はどうしたらいいの?
と思っていたところ、グッドタイミングで証券会社からメールが来ました。
曰く、株主が取るオプションは次の三つ。
1.$2.30の買収価格を受け入れる
2.市場価格の$2.33で売却する
3.買収を拒否して保有し続ける
証券会社としては、保有し続けて少数株主になってしまうリスクを考えると、買収受諾を薦める、とのこと。
少数株主になってしまうリスク!
ティーゲル(TGH)の買収でも聞いた言葉です。
取りあえず、最新の買収側の株式保有割合を調べてみました。
すると、10月4日に発表された、10月3日現在の買収側株式保有は、78.424%とのこと。
買収開始時点の株式保有は、71.03%でした。
ということは、この間に7%ほどしか買収に応じていません。
強制的に全ての株式を取得できる90%には程遠い状況です。
反対派の真向対決姿勢が功を奏して、その声が一般株主に届いているようです。
ここは、反対派の更なる頑張りに期待して、買収受諾はせず、もう少し見守ってみたいと思います。
受諾回答締切日は、10月15日です。
こんな劇的な買収劇に遭遇するチャンスはそんなにあるものではありません。
今までの経緯はこんな感じです。
8月15日、インフラティル(IFT)とマーキュリー・エナジー(MCY)連合軍(以下、「買収派」)が、買収価格$2.30での買収意向を発表。
⇒ 「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の買収話が発表されました」参照
9月4日、ティルト・リニューアブルズ(TLT)の社外取締役(以下、「反対派」)が、$2.30での買収拒否を薦める手紙を株主に送付。
⇒ 「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の社外取締役が$2.30買収提案を拒否!」参照
そして、9月18日に、Target Company Statement 買収対象会社声明が発表されました。
⇒ 「ティルト・リニューアブルズ(TLT)Target Company Statement の予告レター」参照
それによると、ティルト・リニューアブルズ(TLT)の企業価値は、$2.56から$3.01(中央値:$2.79)あり、買収価格の$2.30は低すぎるとのことでした。
だから、買収提案は拒否しろ。
真向対決の姿勢です。
さて、その後の動きはどうだったのか?
黙って買収派は引き下がったのか?
そんなことはありません。
買収派(と言っても、実態はインフラティル(IFT)で、マーキュリー・エナジー(MCY)はサイドラインで見守っているだけのようですが)は、グラント・ソーントンという会社に独自に企業価値を算出させて、反論を開始しました。
9月27日付の手紙によると、反対派による企業価値算出はあまりに楽観的で甘すぎるとのこと。
現実的に算出すると、ティルト・リニューアブルズ(TLT)の企業価値は、$1.87から$2.46(中央値:$2.17)に過ぎない。
そして買収価格の$2.30はその範囲に収まっており、株主にとって有利な価格になっている、だそうです。
一歩も引きません。
それに対して反対派もまたすぐに反論しています。
曰く、グラント・ソーントンは、買収を仕掛けている買収派から雇われた会社である。
そして、買収派から提供された金融モデルを使用し、買収派から提供されたキャッシュフロー推定に基づいて、企業価値を算出している。
従って、客観的である訳がない。
恣意的である。
間違ってる。
だから、無視すべきである、とのこと。
おー、それも一理あるな。
それで、、、。
結局どっちの言っていることが本当なの?
そして、私はどうしたらいいの?
と思っていたところ、グッドタイミングで証券会社からメールが来ました。
曰く、株主が取るオプションは次の三つ。
1.$2.30の買収価格を受け入れる
2.市場価格の$2.33で売却する
3.買収を拒否して保有し続ける
証券会社としては、保有し続けて少数株主になってしまうリスクを考えると、買収受諾を薦める、とのこと。
少数株主になってしまうリスク!
ティーゲル(TGH)の買収でも聞いた言葉です。
取りあえず、最新の買収側の株式保有割合を調べてみました。
すると、10月4日に発表された、10月3日現在の買収側株式保有は、78.424%とのこと。
買収開始時点の株式保有は、71.03%でした。
ということは、この間に7%ほどしか買収に応じていません。
強制的に全ての株式を取得できる90%には程遠い状況です。
反対派の真向対決姿勢が功を奏して、その声が一般株主に届いているようです。
ここは、反対派の更なる頑張りに期待して、買収受諾はせず、もう少し見守ってみたいと思います。
受諾回答締切日は、10月15日です。
2018年9月23日日曜日
ティルト・リニューアブルズ(TLT)Target Company Statement の予告レター
ティルト・リニューアブルズ(TLT)の社外取締役から手紙が来ました。
数日後までに、Target Company Statement を郵送するという予告レターです。
今までの経緯は、
「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の社外取締役が$2.30買収提案を拒否!」
をご覧下さい。
これまでの趣旨としては、
「買収価格の$2.30は安すぎるので、絶対に買収提案に乗ってはいけない!」
というものでしたが、
今回の予告レターでは、より具体的な数字が示されました。
ノーシントン・パートナーズ(Northington Partners)という第三者機関によって作られたティルト・リニューアブルズ(TLT)の企業価値というものです。
それによると、ティルト・リニューアブルズ(TLT)の企業価値は、一株当たり、
$2.56~$3.01
であり、その中心値は、
$2.79
であるとのこと。
買収価格の$2.30と比べて、+$0.26~+$0.71、中心値で+$0.49も価値が高いとのことです。
比率でいうと、+11%~+31%(中心値で+21%)も高いではありませんか。
以前、私は、「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の買収話が発表されました」で、次のように言っていました。
「・・・保有し続けた場合のメリットを見極めたい思いがあります。
買収するからには、インフラティル(IFT) とマーキュリー・エナジー(MCY) にメリットがあるはずだからです。
特にインフラティル(IFT)は、収益が見込める企業に投資して高い投資利回りを求める企業なので、残りの3割の株式の取得にはそれなりのメリットがあるはずです。
これから、まだしばらく時間があるので、情報を色々と集めたいと思います。」
まさに、ここにその答えが示されたと言えましょう。
社外取締役、中々やるものです。
この数字が示されたことによって、この買収はこれから先どうなって行くのでしょうか。
買収は諦められるのか。
それとも、買収価格が引き上げられてバトルは続くのか。
まだまだ話は続きそうです。
数日後までに、Target Company Statement を郵送するという予告レターです。
今までの経緯は、
「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の社外取締役が$2.30買収提案を拒否!」
をご覧下さい。
これまでの趣旨としては、
「買収価格の$2.30は安すぎるので、絶対に買収提案に乗ってはいけない!」
というものでしたが、
今回の予告レターでは、より具体的な数字が示されました。
ノーシントン・パートナーズ(Northington Partners)という第三者機関によって作られたティルト・リニューアブルズ(TLT)の企業価値というものです。
それによると、ティルト・リニューアブルズ(TLT)の企業価値は、一株当たり、
$2.56~$3.01
であり、その中心値は、
$2.79
であるとのこと。
買収価格の$2.30と比べて、+$0.26~+$0.71、中心値で+$0.49も価値が高いとのことです。
比率でいうと、+11%~+31%(中心値で+21%)も高いではありませんか。
以前、私は、「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の買収話が発表されました」で、次のように言っていました。
「・・・保有し続けた場合のメリットを見極めたい思いがあります。
買収するからには、インフラティル(IFT) とマーキュリー・エナジー(MCY) にメリットがあるはずだからです。
特にインフラティル(IFT)は、収益が見込める企業に投資して高い投資利回りを求める企業なので、残りの3割の株式の取得にはそれなりのメリットがあるはずです。
これから、まだしばらく時間があるので、情報を色々と集めたいと思います。」
まさに、ここにその答えが示されたと言えましょう。
社外取締役、中々やるものです。
この数字が示されたことによって、この買収はこれから先どうなって行くのでしょうか。
買収は諦められるのか。
それとも、買収価格が引き上げられてバトルは続くのか。
まだまだ話は続きそうです。
2018年9月10日月曜日
ティルト・リニューアブルズ(TLT)の社外取締役が$2.30買収提案を拒否!
ティルト・リニューアブルズ(TLT)には、8月15日に買収提案が持ち上がっていました。
⇒ 「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の買収話が発表されました」 参照
買収価格は一株当たり$2.30。
買収提案会社は、現在でも既に大株主で、51.04%を所有するインフラティル(IFT)と、19.99%を所有するマーキュリー・エナジー(MCY)のジョイントヴェンチャー(JV)です。
普通であれば、もうその買収を見越して株価も$2.30に張り付いているはずです。
ところが、今日の終値を見てみると、買収価格を上回る$2.31になっているではありませんか。
一体何が起きているのか?
慌てて、ティルト・リニューアブルズ(TLT)の発表を見てみました。
すると!
「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の社外取締役が$2.30買収提案を拒否!」の文字が飛び込んできました。
そして、株主にこの買収提案の拒否を推奨していました。
「こんな価格、不十分だし、不公正!」
「シンプルに安すぎ!」
そんな言葉が散りばめられていて、ティーゲル(TGH)の時とは明らかに様子が異なります。
曰く、買収価格の$2.30では、現在の稼動資産の価値も、将来の力強いプロジェクトの価値も、正しく認識されていない、とのこと。
心強いお言葉です。
そして、2週間以内に株主に対して TARGET COMPANY STATEMENT を提供してくれるとのことです。
果たして、買収価格はいくらまで上がっていくのか?
インフラティル(IFT)とマーキュリー・エナジー(MCY)には、是非この会社の戦略的な価値を見直してもらいたいものです。
さあ、面白くなってきたぞ。
続報を、乞うご期待!
⇒ 「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の買収話が発表されました」 参照
買収価格は一株当たり$2.30。
買収提案会社は、現在でも既に大株主で、51.04%を所有するインフラティル(IFT)と、19.99%を所有するマーキュリー・エナジー(MCY)のジョイントヴェンチャー(JV)です。
普通であれば、もうその買収を見越して株価も$2.30に張り付いているはずです。
ところが、今日の終値を見てみると、買収価格を上回る$2.31になっているではありませんか。
一体何が起きているのか?
慌てて、ティルト・リニューアブルズ(TLT)の発表を見てみました。
すると!
「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の社外取締役が$2.30買収提案を拒否!」の文字が飛び込んできました。
そして、株主にこの買収提案の拒否を推奨していました。
「こんな価格、不十分だし、不公正!」
「シンプルに安すぎ!」
そんな言葉が散りばめられていて、ティーゲル(TGH)の時とは明らかに様子が異なります。
曰く、買収価格の$2.30では、現在の稼動資産の価値も、将来の力強いプロジェクトの価値も、正しく認識されていない、とのこと。
心強いお言葉です。
そして、2週間以内に株主に対して TARGET COMPANY STATEMENT を提供してくれるとのことです。
果たして、買収価格はいくらまで上がっていくのか?
インフラティル(IFT)とマーキュリー・エナジー(MCY)には、是非この会社の戦略的な価値を見直してもらいたいものです。
さあ、面白くなってきたぞ。
続報を、乞うご期待!
2018年8月20日月曜日
ティルト・リニューアブルズ(TLT)の買収話が発表されました
8月15日に、ティルト・リニューアブルズ(TLT)の買収話が発表されました。
買収先は、インフラティル(IFT)とマーキュリー・エナジー(MCY)です。
買収価格は$2.30。
9月初旬に正式に株主に書類が送付され、10月に手続きを完了する予定とのこと。
ティルト・リニューアブルズ(TLT)
ティルト・リニューアブルズ(TLT)はオーストラリアとニュージーランドにある風力発電の会社です。
2016年11月1日に、トラストパワー(TPW)から分離され設立されました。
現在、インフラティル(IFT)は、ティルト・リニューアブルズ(TLT)発行株式の51.04%を所有(元々トラストパワー(TPW)の大株主でした)、マーキュリー・エナジー(MCY)は19.99%を所有しています。
両者合計で既に71.03%を所有している訳です。
個人株主が買収を受け入れることのメリット
買収する側が主張する買収を受け入れることのメリットは以下の通りとのこと。
1.買収価格は、プレミアム価格である。
買収価格の$2.30は、5月11日の価格$1.85と比べて、+24.3%のプレミアムである。
また、証券会社が推定する一年後の目標価格$2.15と比べて、+7%のプレミアムである。
2.近い将来、ティルト・リニューアブルズ(TLT)は新プロジェクトのため現在の資本の45%に当たる増資が必要となる予定。
増資が行われると、株主として増資を引き受ける場合には、新たな資金が必要となり、また、引き受けない場合には、増資分だけ株価が薄まってしまう。
3.株式売却手数料がかからない。
通常、株式を売却する場合には証券会社の売却手数料が掛かるが、この買収では掛からない。
4.流動性の低下
この買収提案を拒否すると少数株主となるため、流動性が極端に低くなり、売却したいと思っても思うように売却できなくなる可能性がある。
この提案を受け入れるべきか
それでは、個人投資家はこの買収提案を受け入れるべきでしょうか。
私の場合、分離された際のティルト・リニューアブルズ(TLT)の理論上の取得価格が$2.30なので、この買収価格に心理的抵抗はありません(もっと高いに越したことはありませんが)。
そして、最近の株価の推移を考えると、確かに$2.30の買収価格は魅力だと思います。
また、買収する側のマーキュリー・エナジー(MCY)の株式を保有しているので、売却しても間接的に引き続き2割(19.99%)保有することになります。
ただし、一方で、保有し続けた場合のメリットを見極めたい思いがあります。
買収するからには、インフラティル(IFT)とマーキュリー・エナジー(MCY)にメリットがあるはずだからです。
特にインフラティル(IFT)は、収益が見込める企業に投資して高い投資利回りを求める企業なので、残りの3割の株式の取得にはそれなりのメリットがあるはずです。
これから、まだしばらく時間があるので、情報を色々と集めたいと思います。
買収先は、インフラティル(IFT)とマーキュリー・エナジー(MCY)です。
買収価格は$2.30。
9月初旬に正式に株主に書類が送付され、10月に手続きを完了する予定とのこと。
ティルト・リニューアブルズ(TLT)
ティルト・リニューアブルズ(TLT)はオーストラリアとニュージーランドにある風力発電の会社です。
2016年11月1日に、トラストパワー(TPW)から分離され設立されました。
現在、インフラティル(IFT)は、ティルト・リニューアブルズ(TLT)発行株式の51.04%を所有(元々トラストパワー(TPW)の大株主でした)、マーキュリー・エナジー(MCY)は19.99%を所有しています。
両者合計で既に71.03%を所有している訳です。
個人株主が買収を受け入れることのメリット
買収する側が主張する買収を受け入れることのメリットは以下の通りとのこと。
1.買収価格は、プレミアム価格である。
買収価格の$2.30は、5月11日の価格$1.85と比べて、+24.3%のプレミアムである。
また、証券会社が推定する一年後の目標価格$2.15と比べて、+7%のプレミアムである。
2.近い将来、ティルト・リニューアブルズ(TLT)は新プロジェクトのため現在の資本の45%に当たる増資が必要となる予定。
増資が行われると、株主として増資を引き受ける場合には、新たな資金が必要となり、また、引き受けない場合には、増資分だけ株価が薄まってしまう。
3.株式売却手数料がかからない。
通常、株式を売却する場合には証券会社の売却手数料が掛かるが、この買収では掛からない。
4.流動性の低下
この買収提案を拒否すると少数株主となるため、流動性が極端に低くなり、売却したいと思っても思うように売却できなくなる可能性がある。
この提案を受け入れるべきか
それでは、個人投資家はこの買収提案を受け入れるべきでしょうか。
私の場合、分離された際のティルト・リニューアブルズ(TLT)の理論上の取得価格が$2.30なので、この買収価格に心理的抵抗はありません(もっと高いに越したことはありませんが)。
そして、最近の株価の推移を考えると、確かに$2.30の買収価格は魅力だと思います。
また、買収する側のマーキュリー・エナジー(MCY)の株式を保有しているので、売却しても間接的に引き続き2割(19.99%)保有することになります。
ただし、一方で、保有し続けた場合のメリットを見極めたい思いがあります。
買収するからには、インフラティル(IFT)とマーキュリー・エナジー(MCY)にメリットがあるはずだからです。
特にインフラティル(IFT)は、収益が見込める企業に投資して高い投資利回りを求める企業なので、残りの3割の株式の取得にはそれなりのメリットがあるはずです。
これから、まだしばらく時間があるので、情報を色々と集めたいと思います。
登録:
投稿 (Atom)
アーゴシー・プロパティー(ARG) 2019年度決算発表 増収増益
アーゴシー・プロパティー(ARG) が、2019年度の決算を発表しました。 嬉しい増収増益です。 2018年度 2019年度 増減 % 売上(賃貸収入)(百万ドル) $101.0 $102.5 +$1.5 +1% 純利益(百万ドル) $98.2 $133...
-
like-for-like とは、既存(店、施設、物件)ベースで、という意味です。 LFLと略す場合もあります。 (例)like-for-like growth of 5.5% = 既存店ベースでの5.5%の売上増 LFL sales = 既存店ベース売上 ...
-
前回の 「 配当通知書の見方 はじめに」 の続きです。 さて、配当通知書に出てくる IMPUTATION CREDIT とは、一体どんなクレジットで、日本語では何というのでしょうか。 そう思った方は、グーグルで 「IMPUTATION CREDIT 日本語」と検索してみて...
-
昨夜、遅くまでかかって、確定申告(Tax Return)をオンラインで済ませました。 頑張りました。 始めてしまえば勢いでできるのですが、始めるまで何と腰が重いことでしょう。 今回は、その時に気がついたことを、2つお伝えしたいと思います。 当たり前ですが、確定申告...