2018年9月10日月曜日

ティルト・リニューアブルズ(TLT)の社外取締役が$2.30買収提案を拒否!

ティルト・リニューアブルズ(TLT)には、8月15日に買収提案が持ち上がっていました。

⇒ 「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の買収話が発表されました」 参照

買収価格は一株当たり$2.30。

買収提案会社は、現在でも既に大株主で、51.04%を所有するインフラティル(IFT)と、19.99%を所有するマーキュリー・エナジー(MCY)のジョイントヴェンチャー(JV)です。

普通であれば、もうその買収を見越して株価も$2.30に張り付いているはずです。

ところが、今日の終値を見てみると、買収価格を上回る$2.31になっているではありませんか。

一体何が起きているのか?

慌てて、ティルト・リニューアブルズ(TLT)の発表を見てみました。

すると!

「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の社外取締役が$2.30買収提案を拒否!」の文字が飛び込んできました。

そして、株主にこの買収提案の拒否を推奨していました。

「こんな価格、不十分だし、不公正!」

「シンプルに安すぎ!」

そんな言葉が散りばめられていて、ティーゲル(TGH)の時とは明らかに様子が異なります。

曰く、買収価格の$2.30では、現在の稼動資産の価値も、将来の力強いプロジェクトの価値も、正しく認識されていない、とのこと。

心強いお言葉です。

そして、2週間以内に株主に対して TARGET COMPANY STATEMENT を提供してくれるとのことです。

果たして、買収価格はいくらまで上がっていくのか?

インフラティル(IFT)とマーキュリー・エナジー(MCY)には、是非この会社の戦略的な価値を見直してもらいたいものです。

さあ、面白くなってきたぞ。

続報を、乞うご期待!


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