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2018年5月18日金曜日

フレッチャービルディング(FBU) 新株発行の顛末

フレッチャービルディング(FBU)の新株発行が無事終わりました。

その概要については、「フレッチャービルディング(FBU)の新株割当は引き受けるべきか」をご覧下さい。

私は迷った挙句に結局新株を引き受け、本日その新しい株式を受け取りました。

「まだ膿は出し切れていない」というオンライン株式チャットの意見を聞き流し、「新株割当は引き受けるべきではない」という証券会社のアドバイスを振り切ってしまった私ですが、さて、その行く末はどうなるのでしょうか。

まずは、新株割当の経緯を振り返ってみましょう。

4月17日の発表以降、会社が発表したアナウンスをまとめると、新株発行額750百万 ドルの内訳は、機関投資家分が521百万ドル、一般投資家分が229百万ドルだったようです。

まず、機関投資家向けに521百万ドル分が売り出されました。

そのうち98%は機関投資家によって引き受けられ、残りの2%はブックビルドで売り出されましたが、ブックビルド価格は$6.15となりました。

売出価格の$4.80比+$1.35(+28%)の高値です。

続いて、一般投資家向けに229百万ドル分が売り出されました。

一般投資家向け分は58%だけが一般投資家によって引き受けられ、残りの42%はブックビルドで売り出されました。

そして、機関投資家や新規投資家によるブックビルド価格は$6.45となりました。

こちらは、売出価格比+$1.65(+34%)の更に高値でした。

上記を踏まえて、新株発行を検証してみましょう。

最も際立っているのは、機関投資家と一般投資家の新株割当に対する態度の違いです。

機関投資家は積極的でした。

機関投資家は、割当で98%が引き受け、残り2%のブックビルドでも$6.15の高値を付けました。

一方、一般投資家は想像していた以上に消極的でした。

一般投資家が割当を引き受けたのは6割にも満たない58%で、その後のブックビルドで売り出された42%は、機関投資家が更に高い$6.45の高値で引き受けています。

次に、ブックビルドの価格を見てみましょう。


売出価格$4.80に対して、第一回目は+$1.35(+28%)、第二回目は+$1.65(+34%)でした。

いずれも売出価格よりも大幅に高い価格です。

因みに、今日もこれを書いている時点では、$6.48(+1.68、+35%)で取引されています。

以上を踏まえて、何が言えるでしょうか。

機関投資家は、何か我々一般投資家が知らない情報を得ていたのでしょうか。

一般投資家は、証券会社のアドバイスをただ素直に聞いただけだったのでしょうか。

真相は分かりませんが、機関投資家はフレッチャービルディング(FBU)が将来的に回復に向かうと考え、一方の一般投資家は懐疑的であったということは間違いないでしょう。

果たして、フレッチャービルディング(FBU)は今後どうなっていくのか。

私の新株引き受けは吉と出るのか、それとも、凶と出るのか。

今時点では、私の$4.80は一気に$6.48になったことになります。

取りあえずは一安心です。

しかし、問題は今後です。

長い目で見た時に、会社も株価も成長していってもらいたいものです。

これからもフレッチャービルディング(FBU)  の動向を見守っていきたいと思います。











2018年5月3日木曜日

フレッチャービルディング(FBU)の新株割当は引き受けるべきか


建設部門で多額の損失を出し経営陣を刷新して再生を図ろうとしているニュージーランド建設大手のフレッチャービルディング。

今期の最終配当もどうやら見送られるようです。
フレッチャービルディングから送付されてきた新株割当の書類。

そんな フレッチャービルディングですが、先月4.46株に対して新株1株を発行する新株割当を 発表しました。
 
ほとんどの機関投資家は4月の時点で既に割当引受を決定していますが、果たして我々一般投資家はこの新株を引き受けるべきか?

5月11日までに答えを出さなければなりません。
郵送、またはオンラインでも申し込みが可能。

新株発行発表時のフレッチャービルディングの株価は$6.27でした。

それに対して新株の割当価格は$4.80です。

23%のディスカウント 価格となっています。

新株発行後の理論価格(TERP=Teoretical Ex-Rights Price)は$6.00ですが、

    $6.27 x  4.46 = 27.9642
    $4.80 x  1 .00 =  4.8000
     $6.00 x 5.46 = 32.7642

5月2日現在の終値は$6.24と$6.00を上回っています。

また機関投資家によって引き受けられなかった新株は、その後のブックビルドで入札が行われましたが、$6.15で売却されています。

この事実だけを見るとディスカウントされた価格での新株は考えるまでもなく引き受けてよいように思われますが、そう一筋縄では行かないようでもあります。

クレイグス・インベストメント・パートナーズ証券が4月24日に新株は引き受けるべきではないとレポートを発行しています。

確かにこの新株を発行し、また事業をニュージーランドとオーストラリアに集中するためにフォーマイカ等の国際事業を売却することによって、借入金が減少しバランスシートは改善されます。


しかし、一方で成長が見込まれるフォーマイカ事業等の売却で収益の伸びが期待できなくなります。

また、ニュージーランドでの建築需要も今がピークで、今後は伸び悩む可能性が高いようです。

そして、まだ8%しか完成していないプホイ・ワークワース間高速道路プロジェクト等のコスト増が懸念されるなど、 不確実性が払しょくされていないというのが理由です。

株式フォーラムというチャットサイトでも同様に「まだ膿は出し切れていないので自分は引き受けない」という声が聞こえています。

因みに、 クレイグス・インベストメント・パートナーズ証券は1年後のターゲット株価を$5.62としていますが、フォーサイス・バー証券は$6.50と見込んでいます。

専門家の間でも意見は割れているようです。

果たして、新株は引き受けるべきか。

フレッチャービルディングは、結果的に多額の損失を出しながらも、クライストチャーチに司法関連の総合庁舎を作ったり、高速道路を建設したりと、ニュージーランドのインフラ整備に貢献しています。

株主としては応援したい気持ちです。

ということで、もう少し情報を集めて考えてみたいと思います。






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アーゴシー・プロパティー(ARG) が、2019年度の決算を発表しました。 嬉しい増収増益です。 2018年度 2019年度 増減 % 売上(賃貸収入)(百万ドル) $101.0 $102.5 +$1.5 +1% 純利益(百万ドル) $98.2 $133...