
5月18日(土)にオーストラリア総選挙がありました。
選挙前は、労働党が有利との予想でしたが、蓋を開けてみると、保守連合(自由党、国民党)が奇跡の逆転勝利となりました。
モリソン首相の続投です。
ああ、そうなんだ、、、。
半ば他人事のように思っていました。
ところが、他人事どころか立派な「自分事」だったのです。
この選挙結果を受けて、本日オーストラリアの銀行株が文字通り急騰しました。
何しろ、前日比で、ANZ銀行が+7.23%、コモンウェルス・オーストラリア銀行が+6.34%、ナショナル・オーストラリア銀行が+7.86%、そしてウェストパック銀行が+8.62%の上昇です。
繰り返しますが、選挙前の下馬評では労働党が有利でした。
そして、労働党政権下では銀行業界に対してより厳しい政策が実施されるだろうとの予想がなされていました。
より厳しい銀行税、王立委員会の提言の実施などです。
当然、株価にも織り込まれていました。
それがこの奇跡の逆転勝利によって、一気に巻き返された結果です。
このところ、悪い話しか聞かなかったオーストラリアの銀行業界でしたが、久々の朗報でした。
それにしても、政治がこんなに身近に感じられるとは!
投資で世界が広がります。
0 件のコメント:
コメントを投稿