ラベル CEN の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル CEN の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年2月12日火曜日

コンタクトエナジー(CEN) 2019年度上期決算発表 増収増益増配

コンタクトエナジー(CEN) が、2019年度上期の決算を発表した。

増収増益増配。

内容は下表の通り。

2018H12019H1増減伸び率
売上 (百万NZ$)$1,126$1,304$17816%
EBITDAF (百万NZ$)$217$278$6128%
営業利益 (百万NZ$)$47$99$52111%
純利益 (百万NZ$)$58$276$218376%

前年同期比で、売上+16%、EBITDAF(減価償却費など現金が出て行かない費用を引く前の、電力業界が業績比較などに使う指標)+28%、営業利益+111%(2.1倍)、純利益+376%(4.8倍)。

尚、純利益は、2018年11月30日に売却したロックガスなどのLPG事業の売却益を含んでいる。

1株当たりの利益と配当は以下の通り。

2018H12019H1増減伸び率
1株当たり利益 (セント)8.138.630.5377%
(継続事業)6.513.87.3112%
(廃棄事業)1.624.823.21450%
1株当たり配当 (セント)13.016.03.023%

売却したLPG事業を含めた合計で、前年同期比+377%(4.8倍)の伸び。

LPG事業を除いた、継続事業だけで見ると、前年同期比+112%(2.1倍)。

中間配当も、+3セントの16セントで、+23%の増配。

尚、2019年度通期でも、+7セントの合計39セント(+22%)を見込んでいるとのこと。

これは、配当方針が、今までは営業フリーキャッシュフローの80~90%だったものが100%に見直されたことによる。

これは嬉しい。

2月11日の終値が$6.32なので、配当利回りは6.17%。

因みに、私の平均購入価格は$4.89なので、配当利回りは7.98%。

これも、かなり嬉しい。




2018年10月23日火曜日

ニュージーランドの電力マーケットシェア 2018年9月30日現在

ニュージーランドの電力マーケットシェア(市場占有率)を調べてみました。

2018年9月30日現在のICPベースのデータです。

データ元は、Electricity Authority 電力局。

ICPとは、Installation Connection Point 取付接続点ですが、契約数と考えればいいでしょうか。

電力を大量に消費するアルミニウム精錬工場向け契約も1件、我が家との契約も1件とカウントすることになるので、本来は販売電力量ベースがいいのでしょうが、まあご勘弁下さい。

早速、マーケットシェアを見てみましょう。

  電力会社   ICP数    シェア
   GNE    507,363   24%
   CEN   412,550   19%
   MCY   390,391   18%
   MEL    295,190   14%
   TPW   272,025   13%
   その他    250,871   12%
   合 計  2,128,390   100%

何と、5大電力会社が合計で9割近くを占めています。

(5大電力会社=GNE:ジェネシス・エナジー、CEN:コンタクト・エナジー、MCY:マーキュリー・エナジー、MEL:メリディアン・エナジー、TPW:トラストパワー)

この5大電力会社は、発電と販売の両方を手掛けており、Gentailers  と呼ばれています。

Gentailers = Generators(発電者)+ Retailers (販売者)

12%の「その他」にひっくるめてしまいましたが、その中でも筆頭のNOVAなどは、一時期盛んにテレビでCMを流していたので、さぞかし大きなシェアを持っているのかと思っていました。

しかし、マーケットシェアはわずか3.7%。

5大電力会社、まだまだ頑張っています。

調べてみると色々分かって面白いものです。

今回の調査で分かったこと。

ニュージーランドの個人、法人の9割近くが5大電力会社から電気を買っている。

ということで、5大電力会社の株式を保有しているということは、需要の9割を押さえているということで、投資方針として間違っていないということです。





2018年10月22日月曜日

ニュージーランドの電力会社 熾烈な価格競争

我が家の電力はコンタクト・エナジー(CEN)と契約しています。

現在の2年契約がこの10月末で切れるということで、契約更新のお知らせが来ました。

こんなオファーです。



















ニュージーランドでは電力販売は自由化されており、消費者が自由に電力販売会社を選ぶことができます。

従って、価格競争も熾烈です。

消費者の立場としては電力料金が安くなるので大歓迎ですが、電力会社の株主としては儲けが減るのではないかと、否、電力の安定供給に支障が出るのではないかと、気になるところです。

電力料金の比較サイトも、以前はひとつでしたが、今では複数あります。

例えば、

consumer. powerswitch

switch me

などです。

住所やICP(Installation Connection Point)番号など、請求書に書かれているデータを入力すると、最も有利な会社のプランを教えてくれるのでとても便利です。

因みに、私は、5大電力会社(発電も販売も手掛けている)である、

CEN=コンタクト・エナジー

GNE=ジェネシス・エナジー

MYC=マーキュリー・エナジー

MEL=メリディアン・エナジー

TPW=トラストパワー

の株主なので、多少の違いであれば、この5社の中から最も有利な会社を選ぶことにしています。

比較サイトで調べてみたところ、我が家の電力使用量では引き続きコンタクト・エナジー(CEN) が最も有利でした。

また、ちょうどその頃、NOVAという電力販売会社の勧誘員が家に来て試算してくれましたが、勧誘員さんはとてもいい人だったものの、コンタクト・エナジー(CEN) の勝ちでした。

そして、そのコンタクト・エナジー(CEN)が、更に有利な条件を提示してきたのが、冒頭のオファーです。

1.電力料金の22%引き+ガソリン給油代のリッター30セント引き(1回50リットルまで)

2.電力料金の24%引き

どちらが良いか考えてみました。

ひと月50リットル給油のガソリン値引き額は、$0.30x50リットル=$15/月。

$15/月を値引き額の差(24%-22%)である2%で割ると$750/月。

ひと月当たりの電力料金が750ドル以上であれば、2.電力料金の24%引きが有利になります。

しかし、我が家はそんなに使わないので、1.を選択しました。

日本でも最近電力の自由化がなされ、うちの実家も、東京電力から東京ガスに替えて料金が若干や安くなりました。

いいことです。

しかし、東京ガスは電力供給でどんな役割を果たしているのでしょうか。

どうも供給は電力会社におんぶに抱っこで、他人の褌で相撲を取っているような気がしてなりません。

東京ガスに限らず、電力会社以外の電力販売会社は、北海道で起きたような停電が首都圏で起きた時に一体何をしてくれるのか。

まさか、コープさっぽろのように訴訟を起こそうかなどと無責任な対応をされては困ります。

自由化で電力料金が安くなることはいいことです。

しかし、くれぐれも安定供給などに支障がないようにしてもらいたいと思います。

常識破りに安いかわりに腐ったユッケや、安かろ危なかろのスキーバスツアーでは困るのです。

すっかり話が横道にそれてしまいましたが、今回はニュージーランドにおける電力会社の熾烈な価格競争のお話でした。










2018年5月25日金曜日

電力業界 ニュージーランドの電力需要予想、今後30年で倍増

私は、5社のニュージーランド電力会社株を保有しています。

CEN=Contact Energy
GNE=Genesis Energy
MCY=Mercury Energy
MEL=Meridian Energy
TPW=Trustpower

そんな私にとって、今後のニュージーランドにおける電力需給の動向は、とても気になるところです。

5月24日の「The Press」で、うってつけの記事を見つけました。

それによると、今後30年で、ニュージーランドの電力需要が倍増するとのことです。

そのレポートを作成・発表したのは、トランスパワー(Transpower)。

全国の送電線を所有し運営を行っている、国所有の会社です。

現在、およそ年間40TWh(テラワット・アワー)の需要が、2050年までにおよそ90TWhまで伸びていくとのこと。

今後も電力需要が伸びていく要因としては、工場や自動車の電化が挙げられています。

技術の発展や、炭素エネルギーを排除しようとする圧力、費用効率などが、それを後押ししていくとのこと。

電化に伴う新たなビジネスも期待できます。

電力株保有者としても、今後の電力需要が増えていくという予想は大歓迎です。

しかし、実際には、そう手放しで喜んでもいられないようです。

ニュージーランドの電気は、そのほとんどが再生可能な方法で発電されています。

水力、風力、地熱、、、。

10年前には65%が、そして現在では85%が再生可能な方法による発電であるとのこと。

ニュージーランドのクリーンなイメージ通りです。

素晴らしい!

・・・通常な状況であれば。

問題は、冬です。

暖房需要が大幅に増える冬場は、再生可能な方法による発電だけでは、需要を賄えないのです。

聞くところによれば、原発を徐々に止めつつあるドイツでは、既に冬場の電力需給のひっ迫が現実のものとなって、工場などでの使用調整が何度も発生しているとのこと。

そして、それでもどうしようもなくなると、お隣のフランスから原発で発電した電力の融通を受ける必要があるらしいです。

笑えない冗談です。

しかし、ニュージーランドの隣にフランスはありません。

自国だけで何とかする必要があります。

一番手っ取り早い対応策は火力発電です。

しかし、電力が足りない時だけ稼働するのでは、相当コストがかかるため、政府の補助が必須となるでしょう。

今後も需要が増えていくとの予想は、株主として安心材料ですが、その供給体制をどのように整えていくのか。

電力業界は、どこまでそのコストを負担しなければならないのか。

これからも、注視していきたいと思います。








2018年5月16日水曜日

GROSS DIVIDEND YIELD(総配当利回り)とは?

株式の選定をしている時に、その株からどれだけの配当収入が得られるかは、とても関心がある情報です。

私も、初めてニュージーランドで株を購入しようとした時には、色々な会社の配当利回りを計算したものです。

例として、今日のコンタクト・エナジー(CEN) の数字で見てみましょう。

コンタクト・エナジー(CEN) の直近一年の配当は、去年8月の15セントと今年3月の13セントを足した28セントです。

そして、株価が$5.59なので、配当利回りは、配当金額を株価で割って年利5.0%、といった具合に計算していました。

配当利回り=配当金額÷株価

     =$0.28÷$5.59

     =5.0%

ところが、NZX(ニュージーランド株式市場)のサイトを見ると、GROSS DIVIDEND YIELD(総配当利回り)は6.982%となっています。

ん?

どうして、こんなに利回りが違うのか?

当時は、どうせニュージーランドのことなので(失礼)、サイトの計算間違いか何かだろうと考えたものです。

何しろ、スーパーで一本$1.00で売っているコーラが、1ダースのパック売りだと$14.00と値付けされているなど、まとめ売りの方が高かったりするお国柄だからです。

しかし、IMPUTATION CREDITのことを学んで、GROSS DIVIDEND YIELD(総配当利回り)が6.982%で間違いないということが分かりました。

(IMPUTATION CREDITについては、「配当通知書の見方 IMPUTATION CREDITとは」
を参照して下さい。)


上の例でいうと、配当金額$0.28は、法人税額28%を支払った後の金額ということになります。

従って、法人税額を支払う前の利益(配当原資)は、$0.28が配当原資の72%(100%-28%)に相当するので、$0.39となります。

配当原資=$0.28÷(1-0.28)

    =$0.39

確認してみましょう。

今日の株価$5.59に、GROSS DIVIDEND YIELD(総配当利回り)の6.982%を掛けると、見事$0.39になります。
 
配当(原資)=株価xGROSS DIVIDEND YIELD(総配当利回り)

      =$5.59x6.982% 

      =$0.39
 
このからくりを知っているのは決して損ではありません。

こんな比較は現実にはないのですが(価格変動の有無などリスクの違いがあるので)、例えばこのコンタクト・エナジーの株と、利息が6.0%の銀行預金の利回りを比較するとしましょう。

単純に配当を株価で割ったコンタクト・エナジーの利回りは5.0%なので、銀行預金の方が有利と判断してしまいます。

しかし、GROSS DIVIDEND YIELD(総配当利回り)のからくりを知っていれば、比較対象となる利回り(両方とも所得税を支払う前)は6.982%となり、コンタクト・エナジーの方が有利だと正しい判断を下すことができるからです。

ちょっとこじつけですが、言わんとすることは分かってもらえたでしょうか。


尚、最後に、先ほどの「お国柄」発言は、私の不徳の致すところであり、訂正し慎んでお詫びします。














 

2018年5月8日火曜日

ニュージーランドで株式投資を始めるには そもそも編

そもそも、どうして私はニュージーランドで株式投資を始めたか。

今日はそんなお話です。

今は昔(今となっては、もう昔のことだが)、ニュージーランドの定期預金(5年)の金利が年率8%だった時代がありました。

その頃は私も株式投資などやっていませんでした。

なにしろ銀行にお金を預けておくだけで、元本が減るリスクもなく、8%の利息がもらえたのですから。

もし手元に百万ドルあって(ありませんでしたが)銀行の5年定期に預けておけば、税引き前で8万ドルの利息が毎年入って来たのです。

それほどではないものの、我が家でもそれなりに高金利の恩恵を受けていました。

ところが、世界的に金利低下が起こりはじめ、その傾向はニュージーランドの金利も例外ではありません。

8%あった金利もあれよあれよという間に7%、6%とじりじり下がり、5年後の更新時には5%台まで落ちてきてしまったのです。

そこで考えました。


ちょっとでもよい金利収入を確保するために、株式投資はリスクがあって怖いものの、債券投資ならいいのではないかと。

ということで、5年前のある日、勇気を振り絞って証券会社のドアを叩きました。

Craigs Investment Partnersという証券会社です。

担当者はとてもいい人で親身になって色々と教えてくれました。

そこで分かってきたのは、もちろん債券投資もポートフォリオの中で重要な位置づけだが、固定金利だとどうしても長い目で見ると物価上昇分だけ目減りしてしまうということです。

一方、株式投資は価格の変動はあるものの、長期的には上昇し、また配当もそれに合わせて上がっていくとのことでした。

ただ、どうしても株式投資にはリスクがあって、虎の子の資金を投入するには腰が引けると、正直に気持ちを伝えたところ、それであればディフェンシブな株式から初めてみてはどうかとアドバイスをくれました。

ディフェンシブな’株式とは、景気の動向にあまり左右されない 生活に根差した会社の株式です。

例えば電力会社。

景気が良くなろうが悪くなろうが、私たちの日々の生活の電力消費は変わりません。

また、なくなることもありません。

安定している上に、将来の保証はないものの、今までの実績を見ると、これからも物価の上昇と同様に配当も上がっていくとのこと。

ましてや、ニュージーランドの配当利回りは他の国と比べて高いとのことでした。

因みに、今日現在のニュージーランド電力会社の配当利回り(Gross Dividend Yield)は以下の通りです。

CEN=Contact Energy 7.007%
GNE=Genesis Energy 9.161%
MCY=Marcury Energy 8.462%
MEL=Meridian Energy 8.061%
TPW=Trustpower     8.086%
(NZXホームページより)

大したものです。

ということで、まずは電力会社株を含めて数銘柄だけ選んで遂に株式投資を始めたのでした。

実際には、ちょっとだけスケベ根性を出して、ディフェンシブ銘柄だけではなく、成長が見込めるという銘柄にも手を出してしまったのですが・・・。

因みに、その銘柄とは、Fisher and Paykel Healthcare (FPH)という医療機器メーカーですが、当時一株$3.18で買った株が今日現在$12.79と、5年間で4倍になっています。

あれから5年。

現在の銀行の定期預金金利(5年)は4%台です。

あのまま定期預金だけ続けていたらジリ貧でした。

その後も少しずつ株式を買い増して、物価上昇以上に配当収入を受け取り続けています。

そして調子に乗って「ミリオネアをめざす」などと言い始めています。

もしも資金に余裕があるのであれば、多少でも株式に投資して、値上がり益と配当収入を享受してみてはいかがでしょうか。



















アーゴシー・プロパティー(ARG) 2019年度決算発表 増収増益

アーゴシー・プロパティー(ARG) が、2019年度の決算を発表しました。 嬉しい増収増益です。 2018年度 2019年度 増減 % 売上(賃貸収入)(百万ドル) $101.0 $102.5 +$1.5 +1% 純利益(百万ドル) $98.2 $133...