2018年9月30日現在のICPベースのデータです。
データ元は、Electricity Authority 電力局。
ICPとは、Installation Connection Point 取付接続点ですが、契約数と考えればいいでしょうか。
電力を大量に消費するアルミニウム精錬工場向け契約も1件、我が家との契約も1件とカウントすることになるので、本来は販売電力量ベースがいいのでしょうが、まあご勘弁下さい。
早速、マーケットシェアを見てみましょう。
電力会社 | ICP数 | シェア |
GNE | 507,363 | 24% |
CEN | 412,550 | 19% |
MCY | 390,391 | 18% |
MEL | 295,190 | 14% |
TPW | 272,025 | 13% |
その他 | 250,871 | 12% |
合 計 | 2,128,390 | 100% |
何と、5大電力会社が合計で9割近くを占めています。
(5大電力会社=GNE:ジェネシス・エナジー、CEN:コンタクト・エナジー、MCY:マーキュリー・エナジー、MEL:メリディアン・エナジー、TPW:トラストパワー)
この5大電力会社は、発電と販売の両方を手掛けており、Gentailers と呼ばれています。
Gentailers = Generators(発電者)+ Retailers (販売者)
12%の「その他」にひっくるめてしまいましたが、その中でも筆頭のNOVAなどは、一時期盛んにテレビでCMを流していたので、さぞかし大きなシェアを持っているのかと思っていました。
しかし、マーケットシェアはわずか3.7%。
5大電力会社、まだまだ頑張っています。
調べてみると色々分かって面白いものです。
今回の調査で分かったこと。
ニュージーランドの個人、法人の9割近くが5大電力会社から電気を買っている。
ということで、5大電力会社の株式を保有しているということは、需要の9割を押さえているということで、投資方針として間違っていないということです。
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