2018年10月18日木曜日

ウェルズ・ファーゴ銀行 (WFC) 2018年度第3四半期決算発表 微増収超増益

ウェルズ・ファーゴ銀行(WFC)の2018年度第3四半期の決算発表がありました。

簡単にまとめると、

1.費用削減努力で微増収超増益。

2.この発表を受けてアナリストによる評価・目標株価が上がって株価も上昇。

3.その結果ウハウハ。

では、中身を見てみましょう。

純利息収入は前年同期比で+1%、その他収入はー0.3%、総収入で+0.4%となっています。

微増収と言えばいいのでしょうか。

    2017Q3   2018Q3           
  純利息収入(百万) $12,449 $12,572 $123 1.0%
  その他収入(百万) $9,400 $9,369 ($31) -0.3%
  総収入(百万) $21,849 $21,941 $92 0.4%

一方、利益はどうでしょうか。

    2017Q3   2018Q3           
     純利益(百万) $4,542 $6,009 $1,467 32%
      一株利益 $0.83 $1.13 $0.30 36%
      一株配当 $0.39 $0.43 $0.04 10%

純利益は前年同期比+32%と大幅に伸び、一株利益も+36%となっています。

超増益です。

増益となった理由としては、

利ざやが、2.86%→2.94%と、前年同期比+0.08%増えた。

その他収入の費用が588百万ドル(-4%)減った。

などが挙げられていました。

この決算発表があったのが10月12日(金)。

それを受けて、10月15日(月)のアナリストによる評価はこんな感じです。

マカリー Macquarie は、中立から買い推奨に評価を変更。

野村 Nomura は、目標株価を68USドルから63USドルに下げましたが、買い推奨継続。

BMOキャピタル・マーケッツ BMO Capital Markets は、目標株価をUS65ドルに設定しました。

そして、その日の終値は、53.24USドル(前日比+1.13USドル)と+2.17%上昇しています。

いい感じです。

最近、銀行株は振るいませんが、この調子で頑張ってもらいたいものです。


















0 件のコメント:

コメントを投稿

アーゴシー・プロパティー(ARG) 2019年度決算発表 増収増益

アーゴシー・プロパティー(ARG) が、2019年度の決算を発表しました。 嬉しい増収増益です。 2018年度 2019年度 増減 % 売上(賃貸収入)(百万ドル) $101.0 $102.5 +$1.5 +1% 純利益(百万ドル) $98.2 $133...