2018年10月29日月曜日

株式を購入するタイミング アマゾン(AMZN)を例に

株式を購入するタイミングについて。

ファンダメンタルズを色々と比較検討し、ある株式を買うことに決めたとして、いつその株式を購入したらいいでしょうか。

もうちょっと待ってみようと思うと株価はみるみる上がり、思い切って買ってしまうとその直後から下がる。

誰かがどこかで覗いているんじゃないか。

そんな経験をよくしました。

本当に困ったものです。

ということで、私の場合は、基本的に検討を踏まえて買おうと思った時に購入することにしました。

勿論、失敗しちゃったな、と思う時もあります。

直近の例でいうと、最近買ったアマゾン(AMZN)などがそうです。

「今回、アマゾン(AMZN)を買い増した理由」参照

9月末に一株US$2,004.41で購入したところ、10月26日現在ではUS$1,642.81と▲18%も下がってしまっています。

やってしまいました。

何がいけなかったのでしょうか。

10月は世界的に株式市場が下落しました。

そして、アマゾン(AMZN)を含めたアメリカのハイテク株も軒並み下落。

更に、アマゾン(AMZN)自体も、10月25日の2018年度第3四半期決算で、売上や来期のガイダンスが市場予想を下回ったということで、発表翌日に▲8%近く下げました。

決算自体は増収増益だったにもかかわらずです。

この経験を受けて、以前読んだことがある John Ryder 氏が書いた「GLOBAL INVESTING  A Guide for New Zealanders 」(2016)という本に書かれていたことを思い出しました。

曰く、ある株式の株価は次の要因の影響度で動くというものです。

50%:株式市場の動き

15%:その株式が属するセクターの動き

35%:その株式自体

確かに、これを踏まえて考えると、今回のアマゾン(AMZN)の動きも納得できます。

株式市場が世界的に下落。

ハイテク株も下落。

アマゾン(AMZN)も下落。

いくらアマゾン(AMZN)自体が良くても、環境がそういう時だったのです。

株式の購入タイミングに話を戻します。

上記を踏まえると、株式市場やセクターが上昇している時は、購入するタイミングは「今」。

現在のように株式市場やセクターが低迷・下落している時は、すぐには買わずに株式市場の下落がはっきりと終わったと確認できるまで待つ。

そういうことになりましょうか。

P.S.今回のアマゾン(AMZN)購入については、長期的に考えれば全く問題ありません。

あーあ、アマゾン(AMZN)、早まっちまったなあ。

もうちょっと待てばよかったなあ。












0 件のコメント:

コメントを投稿

アーゴシー・プロパティー(ARG) 2019年度決算発表 増収増益

アーゴシー・プロパティー(ARG) が、2019年度の決算を発表しました。 嬉しい増収増益です。 2018年度 2019年度 増減 % 売上(賃貸収入)(百万ドル) $101.0 $102.5 +$1.5 +1% 純利益(百万ドル) $98.2 $133...