昨夜、遅くまでかかって、確定申告(Tax Return)をオンラインで済ませました。
頑張りました。
始めてしまえば勢いでできるのですが、始めるまで何と腰が重いことでしょう。
今回は、その時に気がついたことを、2つお伝えしたいと思います。
当たり前ですが、確定申告(Tax Return)は 年に一回しかしません。
すると、どういうことが起きるかというと、、、。
「あれ? ユーザーIDとパスワード」って何だったっけ?」
そうです。
IRD(国税局)のサイトの「my IR」にログインするところでいきなり躓いてしまいます。
ここでアドバイス1。
そういうことが起きないように、「my IR」のユーザーIDとパスワードはどこかわかりやすいところに書いておきましょう。
私の場合は、「確定申告(Tax Return)」ファイルを作って、その最初のページにしっかり書いてあります。
「パスワードを書いておくなんてセキュリティー上考えられないわ!」という人。
海外にいるのであれば、数字を漢字で書いたりするなど、工夫してみてはいかがでしょうか。
また、配当収入がある場合、各会社から受け取った配当のインピューテーション・クレジット額、源泉徴収された税額、総配当額を それぞれ集計して記入しなければなりません。
保有する株式数にもよると思いますが、その集計作業を確定申告(Tax Return)時にまとめて行うのは中々しんどいものです。
まとめて行うと抜けが無いように入力するのも大変ですし、外国株も保有している場合、ニュージーランドドルへの為替の変換などもあり、気が遠くなります。
まずそこから始めなければならないと思うだけで、それでなくても重い腰がますます重くなってしまう訳です。
ということで、アドバイス2です。
普段から、配当通知書を貰うたびに、エクセル表にインピューテーション・クレジット額、源泉徴収された税額、総配当額を入力して集計しておきましょう。
そうすれば、確定申告(Tax Return)の時にはその集計額を転記するだけで済みます。
このアドバイスは、まるで、子供に「試験前に慌てないように、予習、復習は毎日しておきましょう」とか「夏休みの宿題は、8月末に泣きを見ないように、毎日コツコツとやっておきましょうね」と言っているように聞こえるかもしれません。
その通りです。
大人のいうことは正しいのです。
みんな痛い目にあって初めて、自分がやりもしなかったことを子供にアドバイスするのですから。
経験に基づいた貴重なアドバイスなのです。
しかし、確定申告(Tax Return)は正確さが要求されます。
悪いことはいいません。
配当通知書を受け取る度に、頑張って記入・集計してみて下さい。
以上、老婆心ながら、痛い目にあった人間の、経験に基づいたアドバイスでした。
ニュージーランド株を中心にオーストラリア株、アメリカ株への投資を通じてミリオネアをめざしています。ポートフォリオは現金・預金・債券:株式=50:50で、インカムを確保しつつ成長を狙っています。基本的に株式は長期に保有し、配当再投資制度をフルに活用しています。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
アーゴシー・プロパティー(ARG) 2019年度決算発表 増収増益
アーゴシー・プロパティー(ARG) が、2019年度の決算を発表しました。 嬉しい増収増益です。 2018年度 2019年度 増減 % 売上(賃貸収入)(百万ドル) $101.0 $102.5 +$1.5 +1% 純利益(百万ドル) $98.2 $133...
-
like-for-like とは、既存(店、施設、物件)ベースで、という意味です。 LFLと略す場合もあります。 (例)like-for-like growth of 5.5% = 既存店ベースでの5.5%の売上増 LFL sales = 既存店ベース売上 ...
-
前回の 「 配当通知書の見方 はじめに」 の続きです。 さて、配当通知書に出てくる IMPUTATION CREDIT とは、一体どんなクレジットで、日本語では何というのでしょうか。 そう思った方は、グーグルで 「IMPUTATION CREDIT 日本語」と検索してみて...
-
ニュージーランドで株式投資を始めるには、まず証券会社に口座を開かなければなりません。 え、でも英語ででしょ? という方、大丈夫です。 頑張って下さい。 証券会社は、大きく分けるとフルサービスの証券会社と、オンラインの証券会社に分けることができます。 フルサービスの...
0 件のコメント:
コメントを投稿