2018年5月21日月曜日

購入注文 こんなミスも起きるのです $5000のつもりが5000株! 必ず約定書は確認しましょう

私は、いつもメールで証券会社に購入注文を出します。

正式な英語での注文方法は知りませんが、いつもこんな感じで注文しています。

Please buy $5,000 MCY for me.

(マーキュリー・エナジー(MCY) の株、5000ドル分の購入をお願いします)

2016年3月にも、まさにこの文言で証券会社の担当者に注文を出しました。

(実際には、当時の会社名は、改名前のマイティーリバーパワー(MRP)でしたが)

しかし、通常であれば、すぐに、

Will do

と、返事があるのですが、その日はすぐに来ませんでした。

そして、間もなく、その担当者のアシスタントの女性からメールが入りました。

「担当は本日出張中です。担当もオーダーは見ていますが、今日のオーダーは私が代わりに出しておきました。間もなく約定書が届くと思いますのでご確認下さい」

ああ、そうか。

こういう時はアシスタントが対応してくれるんだ。

流石は大手証券会社。

そう思っていると、間もなく約定書がメールで送られてきました。

まず目が行くのは、一株いくらで買えたかです。

約定価格$2.65。

そうか、$2.65で買えたか。

まあ、よしとしよう。

そして、次に約定金額を見たのですが、私は自分の目を疑いました。

約定金額$13,250。手数料を入れると、$13,456.25。

ん?

$5,000で注文を出したのに何でだ?

さては、注文を間違えて出したかと思い、すぐに自分が出したメールをチェックしましたが、、、。

ちゃんと$5,000で注文しています。

もう一度約定書をよく見てみると、何と約定株式数が5,000株になっているではありませんか!

やってくれたな、おねえちゃん!

一瞬、頭の中が真っ白になりました。

そして、すぐに訂正してもらうようメールしようと思いましたが、はたと考えました。

きっとこのアシスタントは新人さんだろう。

注文を訂正するとなると、上司からの叱責もきつくて、泣いてしまうかもしれない。

ちょっと可哀想になってきます。

そう思いながら、気を取り直して現在株価を見ると、運よく$2.65を上回っています。

資金的にも(たまたま)問題ありませんでした。

そう思った瞬間、私の体にフーテンの寅さんが降りてきたのです。

「おねえちゃん、いいってことよ。心配すんな、ここはこの寅に任せねえ。」

ということで、注文が違っていたことは指摘しながらも、この約定を受け入れるとメールしました。

すると、そのアシスタントから、

「どうも済みませんでした。しかし、これは私のミスですから、変更いたしますよ」

との返事。

しかし、私の中の寅さんは、再び、

「いいってことよ」

と答えていたのでありました。

プロでも、こういうミスは起こりえるのですね。


本来は、元の注文通りに訂正してもらうのが筋だと思います。

こういうことが起きた時には遠慮せずに訂正してもらって下さい。

そのためにも、約定書は必ずチェックしましょう。

因みに、この事件後に注文を出す時は、間違いを防ぐために、

$5,000

とは書かずに、

NZ$5,000.00

と、書くようにしたことを付け加えておきます。
 
尚、2018年5月18日現在のマーキュリー・エナジー(MCY)の株価は$3.20です。

約定価格の$2.65と比べて+$0.55(+21%)値上がりしています。

訂正しなくてよかったです。

ありがとう、寅さん。





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