インベストア・プロパティー(IPL)は、2016年7月にストライド・プロパティー(SPG) から一部不動産を受け継いで分離した会社です。
前年度は7月から翌年3月までの9か月の数字なので、前年度の数字と単純に比較することができません。
従って、2016年7月に分離した際の計画(予測)と比べてみます。
賃貸収入は、計画比+0.5百万ドルの44.5百万ドルでした。
そして、分配可能利益は、計画比+0.1百万ドルの20.5百万ドルなので、ほぼ計画通りといってよいでしょう。
一方で、純利益は、計画比+27.1百万ドルの46.2百万ドルと、大幅にアップしています。
そのほとんどは、投資物件の評価益のようです。
参考まで、2017年度、2018年度の計画と実績は以下の通りでした。
2017年度も、2018年度と同様に、ほぼ計画通の賃貸収入、分配可能利益だったことが分かります。
堅実に頑張っています。
今期の配当支払い日は、6月19日で、一株当たり配当は1.88セント。
2018年度合計で、7.46セントとなります。
インベストア・プロパティー(IPL) が2016年7月にストライド・プロパティー(SPG) から受け継いだ不動産は、ニュージーランド全国にあるラージ・フォーマット商業施設です。
ラージ・フォーマット商業施設とは、
・建屋は、大きな長方形をした平屋建てで、メンテナンスが容易
・一軒だけ独立した施設で、駐車場が完備されている
・テナント数は単独、あるいは、少数で、テナントは全国的によく認知されている
というものです。
具体的には、スーパーのカウントダウン(73%)や、バニングスウェアハウス(10%)、ウェアハウス(3%)、マイター10(3%)などが挙げられます。
お店の名前を聞いて、「あー、そういう施設のことね」と納得される方も多いことでしょう。
ラージ・フォーマット商業施設の特徴は、長期契約であることと、賃貸率が高いことです。
2018年3月末の加重平均契約期間は、13.1年。
賃貸率は、99.9%です。
非常に安定しています。
安定した収入を得るには打ってつけの投資先ではないでしょうか。
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