私は普段の生活ではもっぱらANZ銀行を使っています。
昔、日本の東京支店で口座を開設しました。
そして、たまに使うのがウェストパック銀行です。
かつて、オーストラリアに遊びに行く際にニュージーランドで口座を開設しました。
当時(今どうなのかは分かりません)、ニュージーランドで発行されたANZ銀行カードはオーストラリアでは使えなかったのと、ウェストパック銀行のカードであればオーストラリアでのATM引出し手数料が無料だったことが理由です。
更に、もうひとつの理由として、当時旅行準備で当たり前のようにトラベラーズチェックを買おうとした時に、
「それは恐竜時代の遺物ですね。今はデビットカードの時代ですよ」
と銀行の受付に言われたことも付け加えておきましょう。
ちょっとだけ悔しかったです。
尚、現在ではそのカードを主にオンラインショッピングの際に使いこなしています。
やっと時代に追いつきました。
さて、ニュージーランドの4大銀行といえば、
・ANZ銀行
・ウェストパック銀行
・ASB銀行
・BNZ銀行
です。
その中でも、ANZ銀行とウェストパック銀行がどうやらオーストラリアの銀行だということは薄々感じていました。
しかし、まさかASB銀行やBNZ銀行もオーストラリアの銀行だったとは考えもしませんでした。
特にBNZは、その名もBANK OF NEW ZEALAND ですから尚更です。
何年か前に、たまたまBNZ銀行の債券を買ったり、オーストラリアのコモンウェルス銀行の株式を購入した際に下調べをしていてやっと知ったわけです。
振り返れば、投資というのはお金儲け、、、否、資金の提供を通じて社会に貢献するだけではなく、こうして社会を知るためにも役立っているのですね。
大したものです。
BNZ銀行は、 1861年にニュージーランドで創業されましたが、1992年にナショナル・オーストラリア銀行に買収されてその子会社になったそうです。
またASB銀行も、1847年にThe Auckland Savings Bank として創業されたものの、1989年にコモンウェルス・オーストラリア銀行に買収されたとのことです。
それにしても、こうやって全部オーストラリアに持っていかれるとは、一体ニュージーランドは何をしていたのでしょう。
ラグビーの試合などで、対オーストラリア戦だと妙に力が入っているように見えるのも、もしかするとこのような事情も裏にあるのではと邪推してしまいます。
そういえば何年か前に、生粋のニュージーランドの銀行であるTSB銀行が、CMでオーストラリアの銀行をダークスーツを着て悪だくみを企む悪の権化のように描いていたのを思い出しました。
ニュージーランド人からすれば、自分たちから掠め取った儲けを全てオーストラリアに持っていかれているようで悔しい思いをしているのかもしれません。
でも対処方法はあります。
その銀行の株主になって配当で取り返してやればいいではありませんか。
そしてミリオネアをめざせばいいのです。
ニュージーランド株を中心にオーストラリア株、アメリカ株への投資を通じてミリオネアをめざしています。ポートフォリオは現金・預金・債券:株式=50:50で、インカムを確保しつつ成長を狙っています。基本的に株式は長期に保有し、配当再投資制度をフルに活用しています。
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