2018年5月28日月曜日

フィッシャー&パイケル・ヘルスケア(FPH) 2018年度決算発表 過去最高収益

フィッシャー&パイケル・ヘルスケア(FPH)の2018年度決算発表がありました。

フィッシャー&パイケル・ヘルスケア(FPH)は、呼吸器疾患や閉塞性睡眠時無呼吸などの治療用医療機器メーカーです。

北米(47%)、ヨーロッパ(30%)、アジア・パシフィック(18%)など世界120か国以上の国に展開しています。

2018年度の決算は増収増益、それも過去最高の収益です。

売上は、前年度比+10%の980.8百万NZドル。

純利益は、 前年度比+12%の190.2百万NZドル。


2017年度2018年度伸び率
売上 (百万NZ$)894.4980.810%
純利益 (百万NZ$)169.2190.212%

ずっと増収増益を続けています。


2012年度2013年度2014年度2015年度2016年度2017年度2018年度2019年度(予)
売上 (百万NZ$)516.7556.3623.4672.3815.5894.4980.81050
純利益 (百万NZ$)64.177.197.1113.2143.4169.2190.2210




 また、2019年度も、売上予測1,050百万NZドル、純利益予測210百万NZドルと、増収増益を見込んでいるとのこと。

すごい勢いです。

会社は、今後も5~6年で売り上げを倍にする目標を掲げています。

例えば、売り上げの半分弱を占める北米市場の場合、アメリカ合衆国の65歳以上の人口が今後20年で+80%増加するなど、市場は拡大し続けています。

また、売り上げの87%は、定期的に使用する消耗品やアクセサリーであり、また、研究開発費用がかさむため、高い新規参入障壁があります。

このような状況を考えると、十分に達成可能な目標ではないでしょうか。

今期の配当は、一株当たり12.5NZセントで、7月6日に支払われる予定です。

その結果、2018年度の配当は合計で21.25NZセントとなります。

2015年度に増配して以来、4年連続の増配です。 

2012年度2013年度2014年度2015年度2016年度2017年度2018年度
1株当たり配当(セント)12.412.412.413.816.719.521.25




以上のように、いいことずくめの決算発表でしたが、今日の株価自体は値下がりしています。

市場の期待はもっと高かったのでしょうか。

株式の不可解というか、奥深さというか、、、。

しかし、私のスタンスは長期保有。

日々の上がり下がりは気にしません、、、少ししか。

2013年6月に一株$3.18で購入して以来、その後の買い増しやDRP(配当再投資)で平均購入価格は$4.9810。

先週金曜日の終値が$13.15ですから、5年前の購入価格と比べると4倍以上、平均購入価格比でも2.6倍になっています。

まだまだ頑張ってもらいます。






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