OCRとは政策金利のことです。
OCRは、CPI(=消費者物価指数)を1~3%(中央値2%)に誘導して、インフレ(物価上昇)をコントロールするために使われています。
今回も、インフレ率が中央値である2%に満たないため据え置かれました。

2016年11月に1.75%に引き下げられて以来、OCRはずっと1.75%で据え置かれていますが、今後も少なくとも来年の後半までは据え置かれるだろうとの見通しです。
一方で、アメリカの政策金利は上昇を始めており、6月にまた利上げされると2000年以降17年ぶりにニュージーランドの政策金利を上回ることになるそうです。
そして、それ以降も利上げが予想されています。
さて、この動きは我々の生活や資産形成にとってはどのような影響があるのでしょうか。
まず言えることは、銀行の低金利はまだまだ続きそうだということです。
(現在、ニュージーランドの4大銀行の普通預金金利は0.1%)
そして、アメリカの利上げによって、為替は対USドルに対してニュージーランドドル安に向かう可能性が高くなります。
(アメリカ株を買うなら今かもしれません)
一方で、据え置かれるとはいえ、史上最低の政策金利はいずれ上昇に向かいます。
ということで、金利敏感株や不動産投資信託は上値を抑えられるでしょう。
(あくまで勝手な予想です)
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