2018年9月27日木曜日

1に情報、2に情報 ぼやいている暇はない 

株式についてのニュースを読んでいると、よくこんな記述に出くわします。

今回の業績は、増収増益。

しかし、市場予想を下回って、株価は下落。

そして、いつも思うこと。

市場予想って何?

市場予想って誰?

業績がよかったのなら株価は上がればいいんじゃないの?

何で実際の業績よりも市場予想が優先されるの?

また、こんな説明もよく目にします。

目標株価の引き上げを受けて、株価は〇%の上昇

どこかの誰かが、この株は上がるよと発表するだけで実際に株価が上がるのです。

昨日のアマゾン(AMZN)の株価もそうでした。

終値が、US$1,974.55(+40.19)+2%と+2%以上値上がりしていました。

その理由が、どこかの誰かが目標株価を引き上げたからでした。

あわてて調べてみると、ニューヨークにあるジェフリーズという投資会社が、一年後の目標株価を、US$2,185からUS$2,350に引き上げていました。

そして、2年後の2020年には、US$3,000に達し、市場価値は1.5兆ドルになるかもしれないとのこと。

きっとこの人たちは、我々一般投資家が普段会えないような経営陣と話をしたり、毎日膨大なデータを分析することができるのでしょう。

しかし、こんなことがあっていいのでしょうか。

21世紀はインターネットの時代です。

どこにいる誰でも、瞬時にして公式に発表された同じ情報に接して投資判断が下せる。

そんな公正な株式市場ではなかったのでしょうか。

それなのに、どこかの誰かの私的な予想に影響されて大金が動くなんて、、、。

、、、などと思っていました、ちょっと前まで。

しかし、生き馬の目を抜くこの世界で、そんなことをぼやいていても何も始まりません。

株式投資で生き残り、ミリオネアになるために重要なのは、とにかく情報です。

我々一般投資家は、そうそうジェフ・ベゾス氏と直接お話をする機会に恵まれることはありません。

だとすれば、とにかくアンテナを張り巡らせましょう。

そして、その情報の真偽を見抜く目を持ちましょう。

その目を持つためには、とにかく情報に触れ、考え、経験を積むことです。

あれ? 何で?

そう思ったら、とにかく自分でとことん調べてみましょう。

そして、ぼやいている暇があったら、この市場関係者とやらの情報を使い倒してやろうではありませんか。

と、自分に言い聞かせつつ、筆を置くこととします。

2年後にはUS$3,000か。いいな。ホントかな。どうしようかな。買い増しちゃおうかな。

などと思いながら。





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