2018年9月25日火曜日

ティーゲル(TGH)  海外投資局が承認 買収は確定

9月24日、海外投資局がバウンティーによるティーゲル(TGH) の買収を承認しました。

これによって、この買収は無条件となり、買収は確定したことになります。

結局、バウンティーはどれだけの株式をかき集めていたのか。

8月27日の発表によると、8月 24日時点のバウンティーの株式保有は96.113%。

買収提案受諾締切りの8月25日時点で、完全買収可能な90%を確保していたことになります。

とりあえず、これにて一件落着です。

ここからは、私のぼやき節となります。

2016年5月の新規株式公開時、ティーゲル(TGH) は50%の国内マーケットシェアを持っていました。

そして、これからは輸出にも力を入れて、増々成長していくのだ!

そんな言葉を信じて、思い切って1万株も購入したのです。

ところが、事は目論見通りには上手く運びませんでした。

コスト高や価格競争の激化などで業績は思うように伸びず、あれよ、あれよと言う間に株価は低迷。

一時は、$0.81まで下がりました。

そして、この買収話。

2016年5月に一株当たり$1.55で買った株を、$1.23で手放すことになりました。

$3,200の損失です。

悔しまぎれに、この間にもらった配当を合計してみても、グロス(インピューテイション・クレジット込み)で$2,097にしかなりません。

それを指し引いても、$1,103の赤字です。

あーあ、やっちゃった、、、。

、、、ここまで、私のぼやき話に長々とお付き合いいただきありがとうございました。

ここで気持ちを入れ替えます。

さて、この経験から得られる教訓とは何でしょうか。

購入時の情報収集や分析はやったつもりです。

他の購入者も同じでしょう。

それでもこういうことは起きる。

ビジネスや株式投資とはそういうものなのです。

だとすると、教訓は、、、

分散投資の大切さ!

当り前ではありますが、その一言に尽きます。

どんなにバラ色に見える企業でも、将来何が起きるかは予測できません。

少なくとも、ティーゲル(TGH) ひと銘柄に多額の資金を集中投資しなくてよかったと思います。

今回の買収話を通して、身をもって実感させていただきました。










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