数日後までに、Target Company Statement を郵送するという予告レターです。
今までの経緯は、
「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の社外取締役が$2.30買収提案を拒否!」
をご覧下さい。
これまでの趣旨としては、
「買収価格の$2.30は安すぎるので、絶対に買収提案に乗ってはいけない!」
というものでしたが、
今回の予告レターでは、より具体的な数字が示されました。
ノーシントン・パートナーズ(Northington Partners)という第三者機関によって作られたティルト・リニューアブルズ(TLT)の企業価値というものです。
それによると、ティルト・リニューアブルズ(TLT)の企業価値は、一株当たり、
$2.56~$3.01
であり、その中心値は、
$2.79
であるとのこと。
買収価格の$2.30と比べて、+$0.26~+$0.71、中心値で+$0.49も価値が高いとのことです。
比率でいうと、+11%~+31%(中心値で+21%)も高いではありませんか。
以前、私は、「ティルト・リニューアブルズ(TLT)の買収話が発表されました」で、次のように言っていました。
「・・・保有し続けた場合のメリットを見極めたい思いがあります。
買収するからには、インフラティル(IFT) とマーキュリー・エナジー(MCY) にメリットがあるはずだからです。
特にインフラティル(IFT)は、収益が見込める企業に投資して高い投資利回りを求める企業なので、残りの3割の株式の取得にはそれなりのメリットがあるはずです。
これから、まだしばらく時間があるので、情報を色々と集めたいと思います。」
まさに、ここにその答えが示されたと言えましょう。
社外取締役、中々やるものです。
この数字が示されたことによって、この買収はこれから先どうなって行くのでしょうか。
買収は諦められるのか。
それとも、買収価格が引き上げられてバトルは続くのか。
まだまだ話は続きそうです。
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