2018年11月22日木曜日

ストライド・プロパティー(SPG)2019年度上期決算発表

ストライド・プロパティー(SPG)が、2019年度上期の決算を発表しました。

2018H12019H1差異%
賃貸収入(百万ドル)$29.5$27.9-$1.6-5.4%
不動産管理収入(百万ドル)$7.7$7.3-$0.4-5.2%
収入合計(百万ドル)$37.2$35.2-$2.0-5.4%
純利益(百万ドル)$33.3$40.2$6.920.7%
分配可能利益(百万ドル)$19.7$19.6-$0.1-0.5%
一株当たり分配可能利益(セント)5.415.37-0.04-0.7%

賃貸収入は、前年同期比▲5.4%の27.9百万ドルでした。

バニングス・ウェアハウスの3物件を関連会社のインベストア・プロパティー(IPL)に移管したことが、減収の主な理由とのことです。

純利益は、前年同期比で+20.7%の40.2百万ドルと増益でした。

ただし、その内の23.6百万ドルは物件の評価益で、分配可能利益で見ると▲0.5%の減収でした。

その結果、一株当たり分配可能利益も、▲0.7%の5.37セントとなっています。

ということで、実質減収減益でした。

他の指標を見てみましょう。

2018H12019H1差異
賃貸率96.7%98.8%2.1ポイント
加重平均賃貸契約年数5.15.10.0
対物件評価額借入比率38.8%34.2%-4.6ポイント

賃貸率は、98.8%で、対前年同期比で2.1ポイント良化しています。

加重平均賃貸契約年数は、5.1年で変わりません。

対物件評価額借入比率(LVR=Bank loan to value ratio)は、34.2%と対前年同期比で▲4.6ポイント減少しています。

今後金利上昇が見込まれているので、借入比率の減少はとてもいいことだと思います。

尚、2019年度の配当は、前年度と同様の一株9.91セントが見込まれています。

ということで、実質で減収減益の決算となりましたが、全体としては安定した投資先であると再認識しています。





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