賃貸収入は、前年同期比▲5.4%の27.9百万ドルでした。
バニングス・ウェアハウスの3物件を関連会社のインベストア・プロパティー(IPL)に移管したことが、減収の主な理由とのことです。
純利益は、前年同期比で+20.7%の40.2百万ドルと増益でした。
ただし、その内の23.6百万ドルは物件の評価益で、分配可能利益で見ると▲0.5%の減収でした。
その結果、一株当たり分配可能利益も、▲0.7%の5.37セントとなっています。
ということで、実質減収減益でした。
他の指標を見てみましょう。
賃貸率は、98.8%で、対前年同期比で2.1ポイント良化しています。
加重平均賃貸契約年数は、5.1年で変わりません。
対物件評価額借入比率(LVR=Bank loan to value ratio)は、34.2%と対前年同期比で▲4.6ポイント減少しています。
今後金利上昇が見込まれているので、借入比率の減少はとてもいいことだと思います。
尚、2019年度の配当は、前年度と同様の一株9.91セントが見込まれています。
ということで、実質で減収減益の決算となりましたが、全体としては安定した投資先であると再認識しています。
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