証券会社は、ANZ証券(ANZ Securities)です。
ANZ証券は、ANZ銀行のスリム化計画の一環で、ファースト・ニュージーランド・キャピタル証券(First NZ Capital Securities)に売却されることになっています。
売却されると、2018年後半にはダイレクト・ブローキングという名前に変更されるとのことですが、従来通り継続して利用可能なようです。
何といってもオンライン証券のいいところは手数料が安いことです。
⇒ 「ニュージーランドで株式投資を始めるには 証券会社を選ぶ編」
ANZ証券の場合、購入代金が$15,000までは、一律の$29.90。
$15,000以上の場合は、$29.90に$15,000を超えた金額の0.20%を加えた額になります。
フルサービスの証券会社の最低$75.00の1.50%とは比べものになりません。
ただし、注文を入れる前に必要金額をオンライン・マルチカレンシー口座に入金しておく必要があります(フルサービスの証券会社の場合は約定後2日以内)。
オンライン証券、フルサービス証券の手数料(例)は以下の通りです。
<金額ベース>
<割合ベース>
注文は、成り行き注文(Market Order)も指値注文(Limit Order)も可能です。
思っていたよりも格段に簡単でした。
指値注文の場合、注文を確定させる際に手数料込みの必要資金も表示されるのでとても便利です。
個人的に最初にちょっとだけ違和感があったのは、注文金額を「セント」で入力することでした。
例えば、ある株を一株$5.90で購入したい場合には、5.90ではなくて、590と入力しなければなりません。
しかし、すぐに慣れました。
一番気をつけなければいけないのは、オンライン・マルチカレンシー口座に送金するタイミングです。
銀行からオンラインで送金してから証券会社で入金が確認されるまで丸一日を要します。
購入しようと思ったら一日以上前に前もって送金しておかないと、せっかくの購入タイミングを逃してしまいます。
今回の私のように。
(入金を確認する度に口座残高はまだゼロ。その間、どんどん株価は上昇。たぶん血圧も上昇)
尚、以前も書きましたが、フルサービス証券にはフルサービス証券の良さがあります。
フルサービス証券の情報や分析はもちろんのこと、新規株式や債券の割当はとても貴重で、オンライン証券だけ利用していたのでは決して享受することはできません。
今回の初体験を機に、上手く両方を利用していければと思っています。
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