2018年11月19日月曜日

インベストア・プロパティー(IPL) 2019年度上期決算発表

インベストア・プロパティー(IPL) が、2019年度上期の決算を発表しました。

2018H12019H1差異%
賃貸収入(百万ドル)$22.0$24.0$2.09%
純利益(百万ドル)$11.6$10.0-$1.6-14%
分配可能利益(百万ドル)$10.4$10.8$0.44%

賃貸収入(ネット)は、前年同期比+9%の24.0百万ドルでした。

純利益が、前年同期比▲14%となったのは、主に前年度同期の評価益が大きかったからのようです。

分配可能利益は、+4%と伸びています。

因みに、分配可能利益(Distributable profit)は、REIT業界のFFO(Funds from Operation)と同義のようです。

FFOは、不動産投資信託の収益力を評価するための指標のひとつだとのこと。

今回、ひとつ学んで賢くなりました。

インベストア・プロパティー(IPL)では、分配可能利益が配当を決める際の基準になっており、配当は分配可能利益の95%~100%と決められています。

そして、今年度の配当は、前年度同様の7.46セントが見込まれています。

それにしても、このインベストア・プロパティー(IPL) 。

顧客は、スーパーのカウントダウンを中心に、バニングス・ウェアハウス、フードスタッフ、マイター10、ウェアハウスと大手ばかり。

平均賃貸契約期間は12.6年。

賃貸率も99.9%。

あまりに安定していて、大きく成長することもないので、普段は多少面白みに欠けるかもしれません。

しかし、株価の変動が激しい今日この頃、安定した配当収入をもたらしてくれるのは大変ありがたいものです。

グロース(成長)とインカム(配当)の分散投資の大切さを噛みしめています。





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