さて、いいニュースと悪いニュースがありますが、どちらから先に参りましょうか。
とりあえず、まずはいいニュースから。
今回の決算も、前期に引き続いて増収増益でした。
次に悪いニュースです。
この決算を受けて株価はUS$164.43と、前日終値比▲18.76%の急落となりました。
一体、何が起きてしまったのでしょうか。
気を取り直して、決算内容を順番に見てみます。
前年同期比で、売上+21%、営業利益+18%、純利益+47%、一株利益も+48%の伸び率です。
問題ない、というより素晴らしい伸び率です。
Non-GAAPではどうでしょうか。
GAAP同様に、堂々とした増収増益です。
続いて、部門別売上を見てみましょう。
専門可視化、データセンター、自動車部門は、過去最高売上とのことです。
何の問題もないように思えます。
それでは、決算発表後に株価が▲18.76も急落してしまった要因は一体何だったのでしょうか。
仮想通貨関連の衰退で、OEMその他が前年同期比でマイナスになったのは、前期と同様の傾向で、今更驚くようなことではありません。
どうやら今回の急落の犯人は、ゲーム関連売上が会社の見込みに届かなかったことのようです。
その結果、市場予想も下回ってしまいました。
更に、ミッドレンジのパスカル製品が流通上で溢れており、その影響は来期まで持ち越され、在庫調整のため来期の出荷も見合される見込みであるとのことです。
その影響で、第4四半期の売上の見込みも前年同期比を下回っています。
これはいけません。
何の問題もないように思えます。
それでは、決算発表後に株価が▲18.76も急落してしまった要因は一体何だったのでしょうか。
仮想通貨関連の衰退で、OEMその他が前年同期比でマイナスになったのは、前期と同様の傾向で、今更驚くようなことではありません。
どうやら今回の急落の犯人は、ゲーム関連売上が会社の見込みに届かなかったことのようです。
その結果、市場予想も下回ってしまいました。
更に、ミッドレンジのパスカル製品が流通上で溢れており、その影響は来期まで持ち越され、在庫調整のため来期の出荷も見合される見込みであるとのことです。
その影響で、第4四半期の売上の見込みも前年同期比を下回っています。
これはいけません。
今までの成長神話が一気に吹っ飛んでしまいました。
会社によれば、パスカルの過剰在庫問題は短期的な問題で、次あるいは次の次の四半期には調整が完了するとのことですが、果たしてどうなのか。
これだけ株価が急落すると、
いくら今期の配当は+7%増配のUS$0.16だと言われても、
2020年度までに追加で3,000百万USドルが株主に還元される予定だと聞かされても、
サッとは頭に入って来ません。
一番の関心事は、これからも今までの成長が続いてくれるかどうかだからです。
しかし、冷静に考えれば、ゲーム、専門可視化、データセンター、自動車と、全ての分野でこれからも成長は大いに期待できるはずです。
ここは狼狽せず、冷静に事態を受け止めて、未来を信じることにします。
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