7年満期で、利率は4.21%。
最低投資額はNZ$5,000です。
unsecured unsubordinated bond なので、無担保非劣後債。
S&Pのレートは、発行体、債券ともにBBB+で、投資適格です。
無担保とはいえ電力会社の社債なのでまず問題ないでしょう。
この電力債に投資することに決めた理由を整理してみます。
ポートフォリオ
ここのところ株式が値上がりしています。
その結果、私のポートフォリオも、株式に対する債券の割合が下がってきていました。
従って、アセット・アロケーションで設定している50:50の割合に近づけるために、株式ではなく債券投資をすることにしました。
利率
最近のANZ銀行の5年定期預金金利は4.10%。
それに対して、この債券は7年満期で4.21%です。
ほぼ変わりません。
今後、方向としては利上げが予想されているので、7年満期は不利かもしれません。
金利が上昇すれば、債券価格は下落するからです。
しかし、金利動向はいつどうなるか分かりません。
また、基本的に満期まで保有する予定なので、とりあえず価格変動を気にする必要もありません。
流動性
上記と矛盾してしまうかもしれませんが、途中解約がしやすいのも魅力です。
定期預金の途中解約にはかなりのペナルティーを伴います。
それに対して債券は売却しやすいため、流動性確保のために選択しました。
以上、購入理由をまとめてみました。
最後に、従来の新発債券購入と比べて、今回の債券で失望した点を2点記します。
1.期日前の入金に利息が付かない
今回の入金期日は6月27日です。
今まで購入した新発債の場合、期日以前に入金した場合にも債券金利と同様の金利が付いたものですが、今回は付かないとのこと。
ということで、今回はぎりぎり6月27日に入金する予定です。
2.販売手数料が掛かる
今まで購入した新発債の場合、販売手数料は発行体が負担していました。
従って、購入する際、販売手数料は一切払っていませんでした。
しかし、今回は購入者が販売手数料を負担するとのこと。
ちょっと残念です。
かなりセコイ話ですが、一銭を笑う者は一銭に泣くです。
以上、メリディアン電力債購入のお話でした。
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