
エヌビディア(NVDA)が、2019年度第4四半期、及び、通期の決算を発表した。
1月の売上下方修正発表を受けての決算はどうだったか?
まずは、2019年度第4四半期(GAAP)の数字から。
売上▲24%は、1月の売上下方修正発表通り。
それを受けて、営業利益▲73%、純利益▲49%、1株当たり利益▲48%。
次に、2019年度第4四半期(Non-GAAP)の数字はこちら。
多少数字は異なるものの、悪いことに変わりはない。
創業者兼CEOは、今回の減収減益決算について、仮想通貨関連の過剰中間在庫と、酷いエンドマーケットの状況を要因に挙げている。
2019年度通期(GAAP)ではどうか。
対前年度比、売上+21%、営業利益+19%、純利益+36%、1株当たり利益+38%。
立派に見える。
そして、2019年度通期(Non-GAAP)の数字がこちら。
対前年度比、売上+21%、営業利益+22%、純利益+34%、1株当たり利益+35%。
立派に増収増益だ。
尚、2020年度第1四半期の売上見込みは、2,200百万USドル、2020年度通期の売上は、前年度同様か若干の落ち込みを見込んでいるとのことである。
ここでまた、創業者兼CEOに登場願おう。
曰く、
人工知能、自動運転、ロボティクスといったコンピューター産業は、世界で最も重要かつ急速に発展している分野で、その中でエヌビディアは強い位置を占めているのである。
今後の成長は間違いない!
今回の決算発表を受けて、市場はどう反応したか。
発表前の2月14日終値 US$154.53 前日比+US$1.65(+1.08%)
発表後の時間外取引値 US$162.95 終値比+US$8.42(+5.45%)
今後の成長は間違いない!、、、ような気がしてきた。
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