2018年7月27日金曜日

アマゾン(AMZN)2018年度第2四半期決算発表 増収増益

アマゾン(AMZN)が2018年度第2四半期の決算を発表しました。

2017Q22018Q2増 減
売上$37,955$52,886$14,93139%
営業利益$628$2,983$2,355375%
純利益$197$2,534$2,3371186%
一株利益$0.40$5.07$4.671168%

前年同期比で、売上は+39%、営業利益は4倍弱、純利益や一株利益は12倍弱の伸び率となっています。 

堂々の増収増益です。

売上の内訳は以下の通りでした。

売上内訳2017Q22018Q2増 減
北米$22,370$32,169$9,79944%
北米以外$11,485$14,612$3,12727%
AWS$4,100$6,105$2,00549%
合計$37,955$52,886$14,93139%

前年同期比で、北米では+44%、北米以外で+27%、そしてAWS(Amazon Web Service=クラウドビジネス)で+49%の伸び率です。

一方、営業利益は以下の通りです。

営業利益内訳2017Q22018Q2増 減
北米$436$1,835$1,399321%
北米以外-$724-$494$230-
AWS$916$1,642$72679%
合計$628$2,983$2,355375%

前年同期比で、北米では3倍強、北米以外では改善しているもののまだ赤字。

そしてAWS(Amazon Web Service=クラウドビジネス)で+79%となっています。

売上と営業利益の、北米、北米以外、AWS別の割合はどうでしょうか。

2018Q2売上割合営業利益割合
北米61%62%
北米以外28%-17%
AWS11%55%
合計100%100%

北米は、売上、営業利益共に約6割を占めています。

北米以外は、売上では3割を占めるものの、営業利益はマイナスです。

それに対して、AWS(Amazon Web Service=クラウドビジネス)は、売上に占める割合は1割であるものの、営業利益は5割強を占めています。

今後、AWS(Amazon Web Service=クラウドビジネス)が更に伸びて、北米以外でも営業利益が黒字になった暁には、最強ビジネスとなることでしょう。

ということで、決算発表後の7月26日の時間外取引では、株価は+US$58.50(+3.24%)のUS$1,866.50となっています。

そして、私の保有株は、昨年7月に購入して以来、8割強の値上がりとなっています。

まだまだ投資は継続です。

2018年7月26日木曜日

フェイスブック(FB)2018年度第2四半期決算発表 増収増益にもかかわらず時間外で急落

フェイスブック(FB)の2018年度第2四半期(2018年4-6月)の決算発表がありました。

2017Q22018Q2増 減
売上$9,321$13,231$3,91042%
営業利益$4,401$5,863$1,46233%
純利益$3,894$5,106$1,21231%
一株利益$1.32$1.74$0.4232%

前年同期比で、売上+42%、営業利益+33%、純利益+31%、一株利益+32%。

どこからどう見ても増収増益です。

更に、DAU(Daily Active Users)も+11%、MAU(Monthly Active Users)も+11%と増えています。

しかし、決算発表後の時間外取引で、終値比で24%を超える急落が起きたとのこと。

どうしてそんな急落が起きたのでしょうか?

曰く、売上が市場予想に届かなかった。

曰く、規制が強化される。

曰く、中国での新事業の立上げ承認が撤回された。

どれも、24%強の急落の理由には弱いような気がします。

もしかすると、私などが与り知らないところで何かが起きているのかもしれません。

しかし、それが分からない以上、とりあえず私としては今回の決算発表内容を素直に受け止めたいと思います。

つまり、増収増益だった。

ということで、投資は継続です。

ただし、何が起きているのか継続して注視していきます。

2018年7月24日火曜日

アルファベット(GOOG)2018年度第2四半期決算発表 EU制裁にもかかわらず元気!

アルファベット(GOOG)の2018年度第2四半期(2018.04-06)の決算発表がありました。

7月18日(水)にEUから科された43億4千万ユーロ(約5,700億円)の巨額制裁金の影響はどうだったのでしょうか。

まずは決算発表前後の株価の推移を見てみましょう。

決算発表前の7月23日(月)の終値は、US$1,205.50でした。

前日比+US$20.59(+1.74%)。

そして、決算発表後の7月23日(月)の時間後取引では、US$1,246.00と、3%以上の上昇となりました。

終値比+US$40.50(+3.36%)。

好意的に受け取られています。

それでは具体的に数字を見てみましょう。

まずは制裁金を含んだ「正式」結果から。

2017Q22018Q2増 減
売上$26,010$32,657$6,64726%
営業利益$4,132$2,807-$1,325-32%
純利益$3,524$3,195-$329-9%
一株利益$5.01$4.54-$0.47-9%

売り上げは、前年同期比+26%と好調です。

しかし、営業利益、純利益は、制裁金の影響で、共に-32%、-9%と減益となっています。

これでは、決算発表後の時間後取引での上昇が説明できません。

次に、同時に発表された制裁金(前年度分も含む)を除いたベースではどうでしょうか。

2017Q22018Q2増 減
売上$26,010$32,657$6,64726%
営業利益$6,868$7,878$1,01015%
純利益$6,260$8,266$2,00632%
一株利益$8.90$11.75$2.8532%

売上(+26%)は勿論のこと、営業利益、純利益も+15%、+32%と増益で、見事な増収増益です。

アルファベット(GOOG)はEUの決定に対して異議を申し立てるとのことです。

そして、それを除いたとしても、投資家は制裁金を除いたベースの数字にアルファベット(GOOG)の真の姿を認めたということでしょう。

今回のEUの制裁が、EUとアメリカの貿易戦争と関連があるのかどうかは分かりません。

しかし、アルファベット(GOOG)の勢いはまだまだ衰えることはなさそうです。

投資は継続です。


アーゴシー・プロパティー(ARG) 2019年度決算発表 増収増益

アーゴシー・プロパティー(ARG) が、2019年度の決算を発表しました。 嬉しい増収増益です。 2018年度 2019年度 増減 % 売上(賃貸収入)(百万ドル) $101.0 $102.5 +$1.5 +1% 純利益(百万ドル) $98.2 $133...