
ウェルズ・ファーゴ銀行 (WFC) が、2019年度第1四半期の決算発表を発表しました。
減収増益でした。
純利息収入は前年同期比で+0.6%と微増でしたが、その他収入が▲4.1%と減少し、総収入としては▲1.5%の減収となりました。
一方、純利益は前年同期比で+14%と増益です。
希薄化一株利益も+36%と増益となり、配当も+15%のUS$0.45となりました。
その結果、株価はどのように動いたか?
減収とはいえこれだけ増収していれば株価も上がったかと思いきや、そうは問屋が卸しません。
前日比▲US$1.25のUS$46.49と、▲2.62%の下落となりました。
その理由は、また例によって「市場予想に届かなかった」のようです。
FRBの利上げ停止で、銀行業界はもうしばらく 鳴かず飛ばずの状況が続くのかも知れません。
利回りも、3.87%(US$0.45x4÷US$46.49)と中途半端ですが、ここは我慢の一字でUS$が強くなるのを待ちたいと思います。